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【スパーキングレディーC】笹川「距離はもっとあってもいい」レース後ジョッキーコメント
2025/7/10 12:05
7月9日、川崎競馬場で行われた交流G3・スパーキングレディーカップ(ダ1600m)は、大井所属のフェブランシェが交流重賞初制覇を飾った。1番人気に支持された重賞連勝中のテンカジョウは3着に敗れた。
スパーキングレディーC、レース後ジョッキーコメント
1着 フェブランシェ
吉原寛人騎手
「すごくいい走りをしてくれて、勝てて嬉しいです。(重賞ハンターですね)はい、やらさせていただいてます(笑)(先月は重賞を)6つ、今月は7つ目指してます。ちょっと物見するところがあるので、進みがちょっと難しいところで抑えるとまたこう引っかかったりして、なかなかコントロールが難しいんですけど、上手に走ってくれたなと思います。斤量差もありましたので、55をしっかり活かしたいなということで、早めに抜け出して、ちょっと遊ぶところはあるんですけど、そこからしぶとい馬なので、なんとか凌いでほしいっていうことで、よく本当に頑張ってくれました。最後はもう頑張れっていう気持ちで乗ってましたし、馬もそれに応えてくれました。今日このメンバーでこのダートグレートを取れたということで、さらに上のダートグレートに挑戦して勝ちたいなという気持ちになりました。ほんとに毎日暑いですけど、馬たちも頑張って走ってくれています。ぜひたくさんの応援をよろしくお願いします」
藤田輝信調教師
「初めてのJpnを勝てました。今日の馬場とメンバーはかなり難しい展開になるなと思っていましたので、吉原騎手に任せていました。前半折り合いに欠く部分も見えたのですが、ジョッキーが前に出してくれて良いかなと思いましたし、手応えを見ていると遊んでいるようにも見えたので、持ってくれるかなと思っていました。吉原騎手も1600までかなと言っていたので(今後は)考えたいと思います。初めてJpnを勝てました。フェブランシェのおかげです」
2着 ライオットガール
笹川翼騎手
「距離はもっとあってもいいですね。仕上がりも立ち回りも良かったです」
3着 テンカジョウ
松山弘平騎手
「得意な距離、得意なコースではなかったのですが、負けられないレースでした。今日はスタートからの反応が思った以上になかったところが敗因かなと思います」
4着 マーブルマカロン
御神本訓史騎手
「上出来じゃないかなと思います。競馬も上手で小回りも合っています。よく頑張ってくれました」
横山武「敗因は夏バテかな…」

5着 アンモシエラ
横山武史騎手
「1番大きな敗因としては夏バテかなと思います。これだけ暑いと汗もすごかったですし、
58キロも女の子にしてはかなりしんどい斤量を背負っているので、これで走れば大したもんだなと思っていましたが、流石にそこまで甘くはなかったです。逃げたかったのですが、スタートしてから全く進みたがらなくて、丸々一周拒否しながら走っている感じでした」
6着 ネバーモア
藤岡佑介騎手
「前回も左回りの小回り自体はそんなに上手ではない方かなと思いましたが、一度使われて少し慣れも見込めるかなと思っていました。今日は1600mのペースでついて回れない感じでした。この条件には適性はなかったかなと思います。地方でも右回りならもう少し走ると思うのですが…左回りの小回りは合わないなという印象です」
レース結果、詳細は下記のとおり。
7月9日、川崎競馬場で行われた11R・スパーキングレディーカップ(Jpn3・3歳上牝・ダ1600m)は、吉原寛人騎乗の2番人気、フェブランシェ(牝5・大井・藤田輝信)が快勝した。1.1/2馬身差の2着に5番人気のライオットガール(牝5・栗東・中村直也)、3着に1番人気のテンカジョウ(牝4・栗東・岡田稲男)が入った。勝ちタイムは1:41.4(良)。
1番人気テンカジョウは3着

吉原寛人騎乗の2番人気、大井競馬所属のフェブランシェが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。スタートからダッシュ良く2番手へ。道中早々に先頭へ立つと、そのままライバルを突き放しにかかった。直線でも脚色は衰えず、中央勢が迫って来たが1馬身半差凌いだ。
フェブランシェ 15戦6勝
(牝5・大井・藤田輝信)
父:リアルスティール
母:マイティースルー
母父:クロフネ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 フェブランシェ 吉原寛人
2着 ライオットガール 笹川翼
3着 テンカジョウ 松山弘平
4着 マーブルマカロン 御神本訓史
5着 アンモシエラ 横山武史
6着 ネバーモア 藤岡佑介
7着 マテリアルガール 山中悠希
8着 マインドユアミモザ 岡村健司
9着 ニシノカシミヤ 矢野貴之
10着 カンナリリー 松本一心
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