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【帝王賞】ルメール「スターホースへの未来見えた」ミッキーファイトが交流G1初制覇
2025/7/2 21:58
7月2日、大井競馬場で行われた上半期のダート総決算・帝王賞(交流G1・ダ2000m)は、ルメール騎乗のミッキーファイトが交流G1初制覇を飾った。3コーナー先頭から長く良い脚を使って進出。最後までライバルの追撃を凌ぎ切り、着差以上の強さを見せつけた。2着はアウトレンジ、3着にノットゥルノが入り、馬券圏内はJRA勢が独占した。
帝王賞、勝利ジョッキーコメント
1着 ミッキーファイト
C.ルメール騎手
「良いレースを期待していましたし、能力のある馬なので、その力をしっかり発揮してくれたと思います。タイトルにふさわしい走りをしてくれました。スタートから馬は落ち着いていて、向正面でも冷静さを保っていました。ペースを上げたあとも非常にスムーズな走りができていたと思います。最後の直線は、本来なら止まってもおかしくないところでしたが、能力で押し切ってくれました。体がとてもパワフルで、自分のリズムで走れるのはもちろん、後方からの競馬もこなせる点がストロングポイントですね。パドックから多くのファンの皆さんの姿が見えました。きょうはミッキーファイトがスーパースターホースへと成長していく、その未来が見えた気がします。大井競馬場に足を運んで応援してくださり、ありがとうございました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
7月2日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上・ダ2000m)は、C.ルメール騎乗の1番人気、ミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)が勝利した。クビ差の2着に4番人気のアウトレンジ(牡5・栗東・大久保龍志)、3着に5番人気のノットゥルノ(牡6・美浦・中舘英二)が入った。勝ちタイムは2:03.1(良)。
2番人気で川田将雅騎乗、ウィルソンテソーロ(牡6・美浦・高木登)は、5着敗退。
【動画】断然人気ミッキーファイトが快勝…帝王賞内外離れてゴール

C.ルメール騎乗の1番人気、ミッキーファイトが嬉しい交流G1初制覇を飾った。3コーナーから先頭の強気の競馬で進出。後続の押し上げもかわしながら直線まで運ぶと、粘りに粘ってゴール前では外から伸びてきたアウトレンジの追い上げもクビ差凌ぎ切った。
ミッキーファイト 9戦6勝
(牡4・美浦・田中博康)
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母父:スペシャルウィーク
馬主:野田みづき
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ミッキーファイト C.ルメール
2着 アウトレンジ 松山弘平
3着 ノットゥルノ 武豊
4着 ディクテオン 矢野貴之
5着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
6着 ラムジェット 三浦皇成
7着 オピニオンリーダー 本田正重
8着 ヴィアメント R.クアトロ
9着 シンメデージー 吉原寛人
10着 キタノヴィジョン 石川倭
11着 ミックファイア 御神本訓史
12着 ヒーローコール 山中悠希
13着 グランデマーレ 本村直樹
競走除外 メイショウハリオ 浜中俊
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