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【函館記念】佐々木「イメージ通り乗れた」ヴェローチェエラが重賞初制覇
2025/6/29 20:38
6月29日、函館競馬場で行われたG3・函館記念(芝2000m)は、大混戦の一戦となったが、10番人気の伏兵ヴェローチェエラが鮮やかな差し切り勝ち。1番人気馬ですら単勝6.5倍という難解なレースを制し、同馬は嬉しい重賞初制覇を飾った。また、手綱を取った佐々木大輔騎手にとっても、初重賞のタイトルが同じ函館の地(24年函館2歳S)で、同競馬場との相性の良さを改めて印象づけた。
函館記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ヴェローチェエラ
佐々木大輔騎手
「勝ててホッとしました。先生と向こう正面途中で動いて行けたらなと話していたので、
イメージ通りに乗れたと思います。道中馬もリラックスして走れていた分、ゴーサイン出してからはすんなり動けていたので、力が抜けて走れていたのが後半に繋がったと思います。函館始まってから時計が早いレースが続いていたので、馬も力もありますしよく頑張ってくれました。まだ緩さも残しながらなので、馬自身良くなってくれたら上でもやれると思います。(自分自身に)流れの良い競馬場だと思っているので、函館後半戦も頑張ります」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6月29日、函館競馬場で行われた11R・函館記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)は、佐々木大輔騎乗の10番人気、ヴェローチェエラ(牡4・栗東・須貝尚介)が快勝した。1.1/2馬身差の2着に6番人気のハヤテノフクノスケ(牡4・栗東・中村直也)、3着に14番人気のマイネルメモリー(牡5・栗東・宮徹)が入った。勝ちタイムは1:57.6のレコードタイム(良)。
1番人気で岩田康誠騎乗、ディマイザキッド(牡4・美浦・清水英克)は4着、2番人気で北村友一騎乗、マコトヴェリーキー(牡5・栗東・上村洋行)は11着敗退。
重賞初制覇

佐々木大輔騎乗の10番人気、ヴェローチェエラがレコードで重賞初制覇を飾った。勝負どころでは勢いよく押し上げて進出。直線でもあっという間に後続を突き放して、2着以下を1馬身半突き放した。また、1988年に記録されたサッカーボーイのレコードタイムの記録を更新した。
ヴェローチェエラ 11戦5勝
(牡4・栗東・須貝尚介)
父:リアルスティール
母:イプスウィッチ
母父:Danehill Dancer
馬主:TO RACING
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ヴェローチェエラ 佐々木大輔
2着 ハヤテノフクノスケ 横山武史
3着 マイネルメモリー 菱田裕二
4着 ディマイザキッド 岩田康誠
5着 ランスオブクイーン 斎藤新
6着 アルナシーム 藤岡佑介
7着 サンストックトン 浜中俊
8着 ボーンディスウェイ 木幡巧也
9着 キミノナハマリア 鮫島克駿
10着 トップナイフ 横山和生
11着 マコトヴェリーキー 北村友一
12着 マイネルモーント 丹内祐次
13着 グランディア 三浦皇成
14着 アウスヴァール 古川吉洋

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