チューリップ賞を勝利したクリノメイは初ダート挑戦。4着と健闘してダート適性は示した。レース前半から好位で立ち回る競馬。4番手から内々をロスなく回って直線まで運ぶと、しぶとく伸びて入線。鞍上の佐々木大輔騎手も「ダート適性はあります」と今後の可能性を示していた。

4着　クリノメイ
佐々木大輔騎手
「スタートで砂を被って怯んだのですが、ホームストレッチではダートに慣れてました。ダートの適性はあります。初めてのナイターで馬のテンションもアップアップになっていたので、その辺りはもう少し対応してくれたらなと思います。ダートの適性はあるので、慣れればすぐ勝てるのかなと思います。距離も1600以上、1800あたりは守備範囲だと思います。良い適性を見せてくれました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　6月18日、川崎競馬場で行われた11R・関東オークス（Jpn2・3歳牝・ダ2100m）は、C.ルメール騎乗の1番人気、メモリアカフェ（牝3・美浦・柄崎将寿）が快勝した。5馬身差の2着に7番人気のコパノエミリア（牝3・愛知・宇都英樹）、3着に4番人気のプラウドフレール（牝3・船橋・川島正一）が入った。勝ちタイムは2:17.3（良）。

　2番人気で坂井瑠星騎乗、クリノスワロー（牝3・栗東・高橋義忠）は、5着敗退。

【関東オークス】ルメール「僕はただのパッセンジャー」メモリアカフェが交流重賞初制覇