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【東京ダービー】横山武「馬が強い」ナチュラルライズが逃げ切りで二冠
2025/6/11 21:54
6月11日、大井競馬場で行われたダート三冠競争の第2戦・東京ダービー(交流G1・ダ2000m)は、断然の1番人気に推されたナチュラルライズが見事な逃げ切りを演じて二冠を達成した。2着にはクレーキング、3着には地方最先着のシーソーゲームが入った。
東京ダービー、勝利ジョッキーコメント
1着 ナチュラルライズ
横山武史騎手
「すごく人気していたので、勝ててホッとしています。能力には疑う余地がないと思っていたので、この馬の力をしっかり出し切ることだけを考えていました。ただ、難しい面のある馬なので不安もありましたが、こうして勝てて本当に良かったです。馬のリズムを大事にしようと考え、たとえハナになったとしても問題ないと、先生と話していました。作戦の範囲内だったと思います。「馬が強い」という一言に尽きます。新馬戦前の調教に乗った時から、間違いなく重賞は勝てるという手応えがありました。理想通りに成長してくれて、馬には本当に頭が上がりません。馬が精いっぱい頑張ってくれて、良い結果を出すことができました。これからもナチュラルライズへの応援をお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6月11日、大井競馬場で行われた11R・東京ダービー(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、横山武史騎乗の1番人気、ナチュラルライズ(牡3・美浦・伊藤圭三)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のクレーキング(牡3・美浦・中舘英二)、3着に6番人気のシーソーゲーム(牡3・大井・藤田輝信)が入った。勝ちタイムは2:03.8(不良)。
【動画】ナチュラルライズがダート二冠達成…東京ダービー単勝1.5倍の支持に応える
昨年創設されたダート三冠競走は、今年で2年目を迎えた。東京ダービーでは、羽田盃を圧勝した横山武史騎乗の1番人気・ナチュラルライズが快勝し、見事ダートクラシック二冠を達成した。レース前半はややかかり気味に進み、逃げる形でやや意外な展開に。それでも終始先頭をキープする形で勝負どころまで運ぶと、手応えを残して直線でもうひと伸びを見せた。2着以下に2馬身半の逃げ切りで力が違いすぎた。
ナチュラルライズ 6戦5勝
(牡3・美浦・伊藤圭三)
父:キズナ
母:レディマドンナ
母父:Distorted Humor
馬主:吉岡寛行
生産者:グランド牧場
【全着順】
1着 ナチュラルライズ 横山武史
2着 クレーキング C.ルメール
3着 シーソーゲーム 御神本訓史
4着 ナイトオブファイア 矢野貴之
5着 カナルビーグル 吉村誠之助
6着 フレンドローマ 鷹見陸
7着 ケンシレインボー 山中悠希
8着 スマイルマンボ 吉原寛人
9着 アメージング 田辺裕信
10着 プレミアムハンド 笹川翼
11着 カセノタイガー 野畑凌
12着 ミーヴァトン 町田直希
13着 ウィルオレオール 石川倭
14着 プローラーティオー 本橋孝太
15着 スキャロップ 吉井章
16着 テディージュエリー 増田充宏
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