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【オークス】シュタルケ「G1勝つことが夢だった」カムニャックが樫の女王に
2025/5/25 20:40
5月25日、東京競馬場で行われた牝馬クラシック第2戦・オークス(G1・芝2400m)は、A.シュタルケ騎乗のカムニャックが混戦を制した。1番人気に推された桜の女王エンブロイダリーは9着に敗れた。
オークス、勝利ジョッキーコメント
1着 カムニャック
A.シュタルケ騎手
「レース前半はペースが少しゆっくりな感じだったので、どうなるかなと思ったんですけれども、直線に入ってから前が開いて、そこから追い出した時の反応が素晴らしかったですし、最後、岩田さんとの馬の戦いになりましたけれども、気持ち切れずに最後までしっかりと走ってくれました。すごいレベルの高い馬だと思いますし、今後も楽しみだと思います。初めてジャパンカップに来てから随分と時間が経ちましたけれども、日本でG1を勝つことが夢でしたので、きょうこういった形で夢を叶えることができました。ゴールを切った時には本当に素晴らしい気分でしたし、きょうこのような瞬間に立ち会えたことを素晴らしいと思いますし、嬉しかったです。ありがとうございます」
レース結果、詳細は下記のとおり。
5月25日、東京11Rで行われた第86回オークス(3歳オープン・牝・G1・芝2400m・1着賞金=1億5000万円)は、A.シュタルケ騎乗の4番人気、カムニャック(牝3・栗東・友道康夫)が勝利した。アタマ差の2着に2番人気のアルマヴェローチェ(牝3・栗東・上村洋行)、3着に10番人気のタガノアビー(牝3・栗東・千田輝彦)が入った。勝ちタイムは2:25.7(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、エンブロイダリー(牝3・美浦・森一誠)は9着、3番人気でM.デムーロ騎乗、リンクスティップ(牝3・栗東・西村真幸)は5着敗退。
2着にアルマヴェローチェ

A.シュタルケ騎乗の4番人気、カムニャックが混戦のオークスを制した。ゴール前では2歳女王アルマヴェローチェが抜け出したところで、外からしぶとく猛追。一歩づつ詰め寄り、ゴール寸前で差し切った。この勝利で鞍上のシュタルケ騎手は嬉しいJRA・G1初勝利となった。
◇オークスとは
正式名称は優駿牝馬。3歳牝馬限定のG1レースで、牝馬クラシック三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の第2戦にあたる。スピードに加えスタミナと総合力が問われる格式の高いレース。ほとんどの馬には初めてとなる距離で、この時期の3歳牝馬にとっては最も過酷な戦い。
カムニャック 5戦3勝
(牝3・栗東・友道康夫)
父:ブラックタイド
母:ダンスアミーガ
母父:サクラバクシンオー
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 カムニャック A.シュタルケ
2着 アルマヴェローチェ 岩田望来
3着 タガノアビー 藤岡佑介
4着 パラディレーヌ 丹内祐次
5着 リンクスティップ M.デムーロ
6着 ウィルサヴァイブ 団野大成
7着 ブラウンラチェット D.レーン
8着 ケリフレッドアスク M.ディー
9着 エンブロイダリー C.ルメール
10着 エリカエクスプレス 戸崎圭太
11着 タイセイプランセス 石橋脩
12着 アイサンサン 北村宏司
13着 ビップデイジー 幸英明
14着 レーヴドロペラ 大野拓弥
15着 サタデーサンライズ 田辺裕信
16着 レーゼドラマ 坂井瑠星
17着 サヴォンリンナ 北村友一
18着 ゴーソーファー 津村明秀
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