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【ばんえい十勝】馬インフルエンザの簡易検査を実施

ばんえい競馬

 5月23日帯広市農政部は、ばんえい競馬第4回前半(5月24日~26日)に出走予定の全馬336頭に対して、5月20日から21日にかけて馬インフルエンザの簡易検査を実施したことを明らかにした。

 その結果、336頭のうち1頭に陽性反応が確認された。陽性が確認された馬については出走を見送り、それ以外の馬については通常どおり開催を行うとしている。

馬インフルで3頭除外も開催は予定通り…消毒と検査を徹底

陽性は1頭

 陰性と判断された馬については、競走までの間、万全な管理体制を敷いたうえで、当日の馬体検査により異常の有無を確認するという。

 馬インフルエンザはウイルス感染により起こる発熱や呼吸器症状を呈する伝染病であり、死亡率は高くなく、多くの場合は対症療法による治療となる。なお、殺処分の必要はない伝染病である。馬インフルエンザは、これまでに人へ感染した事例は確認されていない。

 一方で、人の移動に伴って感染が拡大したと考えられる事例も過去には報告されており、馬との接触を避けるとともに、消毒の徹底が呼びかけられている。

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