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2025年凱旋門賞、登録馬78頭…シンエンペラー、クロワデュノールなど
2025/5/16 06:10
世界最高峰の芝2400メートル戦・G1凱旋門賞(10月5日・パリロンシャン)の出走登録が締め切られ、計78頭の登録が発表された。昨年の73頭を上回り、注目度の高さを物語っている。
日本からは6頭が名を連ねた。2歳G1ホープフルSを制したクロワデュノール(牡3・栗東・斉藤崇史)や、2024年の有馬記念を制したレガレイラ(牝4・美浦・木村哲也)、昨年も凱旋門賞に出走したシンエンペラー(牡4・栗東・矢作芳人)らが名を連ね、悲願の制覇に向け機運が高まっている。他にも、アロヒアリイ(牡3・美浦・田中博康)、春の天皇賞を制したヘデントール(牡4・美浦・木村哲也)、同2着のビザンチンドリーム(牡4・栗東・坂口智康)がエントリーしている。
ザルカヴァの孫ザリガナも登録

前年覇者のブルーストッキングは引退につき不在だが、2~5着馬のアヴァンチュール、ロスアンゼルス、ソジー、セヴェナズナイトらは再挑戦を表明。リベンジに燃える強豪が再び集結する構図となった。
また、過去の凱旋門賞を制した名牝の血を受け継ぐ馬たちも存在感を見せている。2008年の無敗女王ザルカヴァの孫ザリガナ、さらに二度の制覇を成し遂げたトレヴの娘ドーハらが登録。名牝の血が再び栄冠を呼び寄せるかにも注目が集まる。登録馬の国別内訳は、フランス26頭、イギリス28頭、アイルランド13頭、日本6頭、ドイツ5頭となっている。
なお、凱旋門賞は今年から「Arc Races」シリーズの最終戦という位置づけとなり、各指定レース(仏ダービー、仏オークス、サンクルー大賞、パリ大賞、ジャンロマネ賞、ヴェルメイユ賞、ニエル賞、フォワ賞)の勝ち馬には優先出走権が与えられる。登録馬多数の場合も優先的に出走できるほか、登録料(8300ユーロ)が返金される特典も用意された。
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