5月6日、ゴールデンウィーク最終日の交流重賞・名古屋グランプリ（交流G2・ダ2100m）が名古屋競馬場で行われ、1番人気に支持されたサンライズジパングが快勝。坂井瑠星騎手の冷静な手綱さばきで重賞3勝目をマークした。2着には高知のシンメデージーが追い込み、他のJRA勢に先着を果たした。

名古屋グランプリ、勝利ジョッキーコメント
1着　サンライズジパング
坂井瑠星騎手
「強かったです。返し馬からすごく良くなっているのを感じました。難しい展開でしたが自信を持って、この馬の力を信じて乗りました。強い4歳世代のダートのトップレベルの馬ですし、前回乗せてもらった時は勝てなかったのですが、G1で戦っていける馬だと感じまたし、今日は力通りだったと思います。ホッとしました。ポジションはこの馬のリズムで運んで、どこから動いて行くかでした。乗りやすい馬ですし、エンジンのかかりが遅いところがあるので、踏み遅れないようにだけは気をつけていました。交わされる感じではなく、最後までしっかり走ってくれました。たくさんお客様も来ていただいて歓声も聞こえていましたし、人気に応えられて嬉しかったです。非常に大きな馬で、まだよくなる余地があると思いますし、G1タイトルを取らせてあげたい気持ちが強いです。皆さまお越しいただいてありがとうございます。名古屋競馬場で重賞を勝つのは初めてで、おじいちゃんが名古屋で厩務員を昔やっていて思い入れがある競馬場でもあります。また名古屋で重賞を勝てるように頑張りますので、サンライズジパングの応援もよろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　5月6日、名古屋競馬場で行われた11R・名古屋グランプリ（Jpn2・4歳上・ダ2100m）は、坂井瑠星騎乗の1番人気、サンライズジパング（牡4・栗東・新谷功一）が快勝した。2馬身差の2着に4番人気のシンメデージー（牡4・高知・打越勇児）、3着に2番人気のノットゥルノ（牡6・美浦・中舘英二）が入った。勝ちタイムは2:13.2（不良）。