UAEダービーを快勝してこのレースへ臨んだアドマイヤデイトナだったが、無念の最下位に敗れた。道中は好位を追走してスムーズに進んでいるようには見えたが、向こう正面から勝負どころにかけて早々に後退。大雨が降りしきった田んぼのような馬場状態が全く合わず、経験不足も含めて露呈した形になってしまった。

19着　アドマイヤデイトナ
C.ルメール騎手
「良いスタートで良いポジションが取れましたが、（泥んこの）馬場が合わなかったです。返し馬からあまり良くなさそうで、向こう正面までは良かったのですが、その後は滑っていました。日本馬が慣れていない馬場でした」

加藤征弘調教師
「このような結果で申し訳なく思います。レースはハイペースでかなり流れるような展開で途中でバテてしまいました。先行する馬には厳しい流れで致し方ないと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　現地時間5月3日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われた、ケンタッキーダービー（G1・3歳・ダ2000m・19頭立て・1着賞金310万ドル）でJ.アルバラード騎乗、ソヴリンティ（牡3・W.モット）が快勝した。2着にジャーナリズム（牡3・M.マッカーシー）、3着にバエザ（牡3・J.シレフス）が入った。勝ちタイムは2:02.31（不良）。

　日本馬のルクソールカフェ（牡3・美浦・堀宣行）は12着、アドマイヤデイトナ（牡3・美浦・加藤征弘）は19着敗退となっている。