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【川崎記念】モレイラ「スタートが全て」レース後ジョッキーコメント

地方競馬 川崎競馬

2025/4/10 12:05

川崎記念・グランブリッジとJ.モレイラ騎手 (C)Hiroki Homma

 4月9日、川崎競馬場で行われた交流G1・川崎記念は(ダ2100m)は、3番人気のメイショウハリオが交流G1・4勝目をマーク。2023年の帝王賞以来となる勝利で8歳にして嬉しい復活の勝利を飾った。

川崎記念、レース後ジョッキーコメント
1着 メイショウハリオ
浜中俊騎手
「メイショウハリオとまたG1レースを勝てて、ゴールした時はすごく嬉しかったですね。ペースも遅かったですし、自分としてはもう最初の1周は馬のリズムをと思って乗っていました。結構ペース遅いなと思ったんですけども、2周目で捲る馬がいたので、メイショウハリオも同じタイミングで行かせようと思いました。ゴチャゴチャするよりかは、もうペースも遅かったし、かなりコーナーも小回りな競馬場なので、早めに動いてもいいんじゃないかなと思ってました。ここ最近、メイショウハリオも以前ほどスムーズに調整もできなかったり、なかなかいい状態に持ってくるのが難しかったと思うんですけども、今日は順調に来ましたし、いい状態じゃないかなという思いもありましたので、もう一気に行っても大丈夫だろうと思いました。メイショウハリオ自体、最後まで気を抜くことなく、本当に一生懸命最後までハミを取っていたので、交わされないだろうなと思っていましたけども、それでも最後まで必死に追っていました。8歳になって、状態もまた立て直すのも年齢的にも大変だと思うんですけども、やっぱりそれをしっかりサポートしてくれた厩舎スタッフは素晴らしいと思います。そしてメイショウハリオも、その強い精神力で、またこうしてレース一生懸命走ってくれたというところには、ほんとに頭が下がる思いです。今日寒い中、たくさん応援に来ていただいてありがとうございます。メイショウハリオが久しぶりにG1を勝てて、僕はそれが嬉しくて嬉しくてたまらないんですけども。また今後もメイショウハリオと一緒に頑張れたらなと思ってますし、応援していただければ嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」

岡田稲男調教師
「馬の状態はすごく良かったです。去年のサウジで輸送でアクシデントがあってトモを痛めていました。そこからもうひとつ馬もしんどかったのだと思います。これで復活してくれたので嬉しいです。衰えを感じる時もあるのですが馬が偉いです。褒めてやりたいですね。」

2着 ディクテオン
矢野貴之騎手
「ペースが落ち着いたのが良かったですし、動きたい時に動ける位置を意識して乗りました。良い展開で、3番手の馬が来たところでハミを取ってくれました。もう少し直線が長ければ交わせていたかなという気もします」

3着 サンライズジパング
幸英明騎手
「メイショウに先に動かれたのですが、馬は上手について行ってました。3、4コーナーで内から出てきた馬と接触してバランスを崩してしまいました。コーナーがキツいので、立て直したのがちょっと痛かったです」

5着 メイショウフンジン
酒井学騎手
「何がなんでもハナへということで思ったより楽に行けて、道中も楽出来たのですが、ペースを落とした分早めに動かれた時に、突っ張るだけの器用さが少しなかったです。勝負どころで引っ張るところもあったのですが、もう一回盛り返して頑張ってくれました。ゴールまで精一杯走ってくれたと思います」

6着 グランブリッジ
J.モレイラ騎手
「スタートで大きく躓いてしまいました。今日の結果はスタートが全てです」

【動画】古豪メイショウハリオが復活…川崎記念

吉原「競馬にならなかった」

川崎記念・ライトウォーリアと吉原寛人騎手 (C)Hiroki Homma

8着 ライトウォーリア
吉原寛人騎手
「スタートが決まらなかったので、競馬にならなかったです」

9着 ミックファイア
御神本訓史騎手
「スタート躓いちゃったけど最後は終いも伸びてきているので、スタートも悔やまれますね。まだまだ良くなる余地があります」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4月9日、川崎競馬場で行われた11R・川崎記念(Jpn1・4歳上・ダ2100m)は、浜中俊騎乗の3番人気、メイショウハリオ(牡8・栗東・岡田稲男)が勝利した。3/4馬身差の2着に6番人気のディクテオン(せん7・大井・荒山勝徳)、3着に1番人気のサンライズジパング(牡4・栗東・新谷功一)が入った。勝ちタイムは2:18.0(稍重)。

 2番人気でJ.モレイラ騎乗、グランブリッジ(牝6・栗東・新谷功一)は、6着敗退。

早め先頭から押し切る

川崎記念・メイショウハリオと浜中俊騎手 (C)Hiroki Homma

 浜中俊騎乗の3番人気、メイショウハリオの鮮やかな捲りが決まった。勝負どころで早め先頭から押し切る競馬で直線へ。直線の入口では2馬身ほどのリード奪って粘り込みを図り、嬉しい交流G1・4勝目をマークした。

メイショウハリオ 29戦10勝
(牡8・栗東・岡田稲男)
父:パイロ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:松本好雄
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 メイショウハリオ 浜中俊
2着 ディクテオン 矢野貴之
3着 サンライズジパング 幸英明
4着 キリンジ 笹川翼
5着 メイショウフンジン 酒井学
6着 グランブリッジ J.モレイラ
7着 サヨノネイチヤ 西啓太
8着 ライトウォーリア 吉原寛人
9着 ミックファイア 御神本訓史
10着 ポタジェ 岩田望来
11着 ダイシンピスケス 戸崎圭太
12着 ガルボマンボ 山中悠希
13着 リーチアディール 増田充宏

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