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【中山牝馬S】デムーロ「落ち着いていたらすごく能力が高い」シランケドが重賞初制覇

中央競馬

2025/3/8 20:32

中山牝馬S・シランケドとM.デムーロ騎手

 3月8日、中山競馬場で行われたG3・中山牝馬ステークス(ハンデ・芝1800m)は、昇級戦のシランケドが見事な差し脚で重賞初制覇を飾った。近走では男馬相手にも充実した走りを見せていたシランケド。その勢いをそのまま発揮して初タイトルを掴んだ。

中山牝馬S、勝利ジョッキーコメント
1着 シランケド
M.デムーロ騎手
「とっても嬉しいです。馬の状態はまあまあ良かったと思います。スタートを決めて上手く出て、良いところにつけていて、ずっとすごい伸びていたし、頑張ってくれた。この馬に感謝してます。結構テンションが激しいですけど、落ち着いてたらすごく能力が高いと思いますし、本当に良い馬です。去年、エリザベス女王杯に出る予定だったんですけど、間隔をあけなかったから調子があまり良くなくて使えなかった。でも、その舞台ぐらいのレベルの馬です」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3月8日、中山競馬場で行われた11R・中山牝馬ステークス(G3・4歳上オープン・牝・ハンデ・芝1800m)は、M.デムーロ騎乗の3番人気、シランケド(牝5・栗東・牧浦充徳)が勝利した。アタマ差の2着に8番人気のホーエリート(牝4・美浦・田島俊明)、3着に1番人気のクリスマスパレード(牝4・美浦・加藤士津八)が入った。勝ちタイムは1:47.1(良)。

 2番人気で津村明秀騎乗、ミアネーロ(牝4・美浦・林徹)は、8着敗退。

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重賞初制覇

中山牝馬S・シランケドとM.デムーロ騎手

 M.デムーロ騎乗の3番人気、シランケドの末脚が炸裂、嬉しい重賞初制覇を飾った。前半から永島まなみのペイシャフラワーが飛ばしていく展開に。後方で末脚を温存したシランケドは、手応えよく勝負どころを押し上げていき、直線では勢いよく坂を駆け上がった。ゴール前ではホーエリートとの追い比べとなったが、外からねじ伏せるように突き抜けた。

シランケド 10戦5勝
(牝5・栗東・牧浦充徳)
父:デクラレーションオブウォー
母:フェアブルーム
母父:ディープインパクト
馬主:ニッシンホールディングス
生産者:下河辺トレーニングセンター

【全着順】
1着 シランケド M.デムーロ
2着 ホーエリート 戸崎圭太
3着 クリスマスパレード 石川裕紀人
4着 ビヨンドザヴァレー 菱田裕二
5着 フィールシンパシー 横山琉人
6着 ジューンオレンジ 横山和生
7着 シンティレーション 杉原誠人
8着 ミアネーロ 津村明秀
9着 エミュー 佐々木大輔
10着 キミノナハマリア 菅原明良
11着 ペイシャフラワー 永島まなみ
12着 セキトバイースト 藤岡佑介
13着 コンクシェル 横山武史
14着 ヒップホップソウル 北村宏司

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