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【フィリーズレビュー】池添「G1を目指していける」ショウナンザナドゥが重賞初制覇

中央競馬

2025/3/8 20:30

フィリーズレビュー・ショウナンザナドゥと池添謙一騎手 (C)masamasa

 3月8日、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2・芝1400m)は、良血馬のショウナンザナドゥが重賞初制覇を飾った。このレースの1〜3着馬には桜花賞(4月13日・阪神・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

フィリーズレビュー、勝利ジョッキーコメント
1着 ショウナンザナドゥ
池添謙一騎手
「走りのフォームとか身のこなしとかは、自分が今まで乗せてもらった一流馬通ずるものがあって、すごく楽しみにしていたのですが、中々重賞戦線で結果を出すことが出来なくて今日しっかり勝ち切ることが出来てホッとしています。厩舎サイドが体を増やすことを心がけて調整してくれたので、プラス10kgで臨めたのは大きかったと思います。道中の雰囲気はすごく良かったですし、良い走りしているなと感じていました。直線に向いて動かしている時には本当に良い反応で、直線に向いた時にはまとめていけるんじゃないかなと思いました。今日は重賞を取ることが出来てホッとしていますし、期待している馬なのですが、気性が激しいところがありますが、体が増えていけばG1を目指していけるんじゃないかと思います。間隔がないので、まずはしっかり回復してもらって、また本番でもプラス体重で出てくることが出来ればやれてもいいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3月8日、阪神競馬場で行われた11R・フィリーズレビュー(G2・3歳オープン・牝・芝1400m)は、池添謙一騎乗の3番人気、ショウナンザナドゥ(牝3・栗東・松下武士)が勝利した。3/4馬身差の2着に14番人気のチェルビアット(牝3・栗東・高野友和)、3着に7番人気のボンヌソワレ(牝3・美浦・宮田敬介)が入った。勝ちタイムは1:20.7(良)。

 1番人気で岩田康誠騎乗、ルージュラナキラ(牝3・美浦・加藤征弘)は10着、2番人気でC.ルメール騎乗、インプロペリア(牝3・美浦・森一誠)は12着敗退。

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鬱憤を晴らす差し切りV

フィリーズレビュー・ショウナンザナドゥと池添謙一騎手 (C)masamasa

 池添謙一騎乗の3番人気、ショウナンザナドゥが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は外目中団を気持ちよく追走していき、末脚勝負で勝負どころも大外から進出。直線では馬場の三分どころから勢いよく差し脚を伸ばし、近走重賞での善戦続きにピリオド。鬱憤を晴らす鮮やかな差し切りだった。同馬は2022年セレクトセールで1億8500万円をつけた高額馬。

ショウナンザナドゥ 6戦2勝
(牝3・栗東・松下武士)
父:キズナ
母:ミスエーニョ
母父:Pulpit
馬主:国本哲秀
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ショウナンザナドゥ 池添謙一
2着 チェルビアット 北村友一
3着 ボンヌソワレ 川田将雅
4着 インブロリオ 西村淳也
5着 モズナナスター 松山弘平
6着 ダンツエラン 団野大成
7着 イリフィ 斎藤新
8着 チギリ 吉田豊
9着 ウォーターエアリー 田口貫太
10着 ルージュラナキラ 岩田康誠
11着 リリーフィールド 武豊
12着 インプロペリア C.ルメール
13着 ドゥアムール 松若風馬
14着 スライビングロード 小沢大仁
15着 キャッスルレイク 高杉吏麒
16着 アオイレーギーナ 幸英明
17着 ランフォーヴァウ 鮫島克駿
18着 ホーリーブラッサム 藤懸貴志

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