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【小倉大賞典】丹内「末脚を信じた」7歳馬ロングランが重賞初制覇
2025/2/23 20:25
2月23日、小倉競馬場で行われたG3・小倉大賞典(芝1800m)は、ロングランが嬉しい重賞初制覇を飾った。23年は4着、24年は2着と3年連続の出走で、得意の小倉で過去2年の雪辱を晴らした。初の芝レース参戦となったヤマニンウルスは直線で余力なく後退。見せ場なく敗れた。
小倉大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 ロングラン
丹内祐次騎手
「ずっと悔しい思いをしていたので、こうやって勝てることが出来てよかったです。正直、結構前の馬が離れていたので、届くかなと思ってたんですけど、この馬の末脚を信じて乗りました。手応えは良かったんですけど、4コーナーだけ外に振られるのが1番嫌だったんですけど、縦長なってくれて、そこを最短で来れたのが勝因だと思います。(ものすごい伸び脚でしたね)本当素晴らしかったです。まだまだこれからもっと重賞を勝ってくれると思いますので、ずっと乗せていただければいいなと思ってます。(小倉牝馬Sも制していて小倉開催では大活躍)この小倉の重賞を2つともジャックできたので嬉しいです。寒い中、ほんとファンの皆さんの声援のおかげで勝つことができました。また来週もありますので、応援の方よろしくお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2月16日、小倉競馬場で行われた11R・小倉大賞典(G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1800m)は、丹内祐次騎乗の4番人気、ロングラン(せん7・美浦・和田勇介)が勝利した。クビ差の2着に7番人気のショウナンアデイブ(牡6・栗東・高野友和)、3着に12番人気のラケマーダ(牡5・栗東・千田輝彦)が入った。勝ちタイムは1:46.1(良)。
1番人気で吉田隼人騎乗、シルトホルン(牡5・美浦・新開幸一)は8着、2番人気で杉原誠人騎乗、エピファニー(牡6・美浦・宮田敬介)は5着敗退。
大混戦のゴール前
丹内祐次騎乗の4番人気、ロングランの豪快な差し切りが決まった。芝初挑戦となったヤマニンウルスはスタートで躓くもダッシュは良く2番手へ。逃げ馬が飛ばしていくハイペースの中で離れた2番手から追い上げを図ったが直線では余力なく失速、馬群に沈んだ。勝利したロングランは後方から素晴らしい伸び脚を披露しての差し切り。昨年2着の雪辱を晴らし、7歳にして嬉しい重賞初制覇となった。
ロングラン 25戦6勝
(せん7・美浦・和田勇介)
父:ヴィクトワールピサ
母:ノッテビアンカ
母父:Kendargent
馬主:梅澤明
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 ロングラン 丹内祐次
2着 ショウナンアデイブ 丸山元気
3着 ラケマーダ 秋山稔樹
4着 セルバーグ 和田竜二
5着 エピファニー 杉原誠人
6着 マテンロウオリオン 古川吉洋
7着 グランドカリナン 大野拓弥
8着 シルトホルン 吉田隼人
9着 コスモブッドレア 佐々木大輔
10着 ヤマニンウルス 藤懸貴志
11着 エアファンディタ 酒井学
12着 ギャラクシーナイト 菊沢一樹
13着 ホウオウプロサンゲ 小沢大仁
出走取消 タマモブラックタイ 角田大和
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