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【フェブラリーS】キング騎手「感動しています」…コスタノヴァがVで人馬ともにG1初制覇

中央競馬

2025/2/23 20:27

フェブラリーS・コスタノヴァとR.キング騎手

 2月23日、東京競馬場で行われた今年最初のG1・フェブラリーステークス(ダ1600m)は、レイチェル・キング騎乗の2番人気、コスタノヴァが快勝。人馬ともにG1初制覇となり、女性騎手としてもJRA平地G1初制覇と歴史にその名を刻んだ。

フェブラリーS、勝利ジョッキーコメント
1着 コスタノヴァ
レイチェル・キング騎手
「ありがとうございます。この場所で勝つことが出来て感動しています。女性として、ジョッキーとしてJRA・G1を勝つことが出来て非常に嬉しいです。騎乗するのが初めてだったのですが、色々な方々からアドバイスをいただいて分析をしました。結果的に非常に乗りやすい馬でしたし、きょうも素晴らしい勝ち方でしたので、これからもこのクラスでステップアップすることが出来ると思います。本当にありがとうございます。皆様のおかげでG1を勝つことが出来ました。ありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2月23日、東京11Rで行われた第42回フェブラリーステークス(4歳上オープン・G1・ダ1600m・1着賞金=1億2000万円)は、R.キング騎乗の2番人気、コスタノヴァ(牡5・美浦・木村哲也)が勝利した。3/4馬身差の2着に5番人気のサンライズジパング(牡4・栗東・音無秀孝)、3着に1番人気のミッキーファイト(牡4・美浦・田中博康)が入った。勝ちタイムは1:35.5(良)。

 3番人気で横山武史騎乗、エンペラーワケア(牡5・栗東・杉山晴紀)は、5着敗退。

【動画】得意の東京でコスタノヴァが完勝…フェブラリーS

人馬ともにJRA・G1初制覇

(右から2番目)フェブラリーS・コスタノヴァとR.キング騎手

 R.キング騎乗の2番人気、コスタノヴァが鮮やかな抜け出しを見せて、人馬ともにJRA・G1初制覇を飾った。レース前半から馬群の中をスムーズに進んでいき5、6番手の位置で我慢の競馬。勝負どころから外へ進路を取り差し脚を伸ばしていくと、坂を力強く駆け上がって抜け出した。ラストは最内からサンライズジパングが迫ったものの、着差以上の完勝。コスタノヴァは得意の東京コースで能力を余すことなく発揮した。

 また、この勝利で鞍上のR.キング騎手は、女性騎手として初めてJRA平地G1を制し、歴史に名を刻んだ。キング騎手は「騎手としてJRA・G1を勝てて非常に嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔でコメントしていた。

◇フェブラリーステークスとは
1年のうちで1番最初に行われるJRA・G1競走。1984年に創設されたレースで、前身はフェブラリーハンデキャップ。1994年にG2に格上げ、1997年にはJRA初のダートG1競走となり、上半期のダート最強馬決定戦に位置付けられている。昨今はドバイワールドカップデーに向かうトップホースのステップにもなっている。

コスタノヴァ 10戦7勝
(牡5・美浦・木村哲也)
父:ロードカナロア
母:カラフルブラッサム
母父:ハーツクライ
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 コスタノヴァ R.キング
2着 サンライズジパング 幸英明
3着 ミッキーファイト 戸崎圭太
4着 ペプチドナイル 藤岡佑介
5着 エンペラーワケア 横山武史
6着 メイショウハリオ 浜中俊
7着 ガイアフォース 長岡禎仁
8着 タガノビューティー 石橋脩
9着 アーテルアストレア 横山典弘
10着 サンデーファンデー 鮫島克駿
11着 ドゥラエレーデ 横山和生(同着)
11着 ヘリオス 原優介(同着)
13着 ウィリアムバローズ 岩田望来
14着 デルマソトガケ 松若風馬
15着 ミトノオー 田辺裕信
16着 アンモシエラ 吉田豊

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