競馬ニュース 競馬ニュース

【サウジカップ】J.マクドナルド「フォーエバーヤングが素晴らしい馬だったということ」…初ダートのロマンチックウォリアーは2着

サウジカップ・ロマンチックウォリアーとJ.マクドナルド騎手 (C)The Hong Kong Jockey Club

 キャリア初のダート戦がG1の舞台となったロマンチックウォリアー。難しい戦いの中でもあっさりと押し切るかと思える快走劇だった。G1・10勝は伊達ではなく怪物の走りは証明した。かなり早めの仕掛けで外目から先頭に立つ強気の競馬。絶好の手応え、脚色で押し切りを図ったものの、ゴール寸前で失速。無念の2着だった。

 海外メディアのirish racing.comによれば、鞍上のマクドナルド騎手は「フォーエバーヤングが素晴らしい馬だったということ」と、ダート王者の走りを讃えていた。次走はドバイターフが検討されているとのこと。

2着 ロマンチックウォリアー
J.マクドナルド騎手
「負けたことは悔しいですが、彼は勇敢でレースは完璧でした。フォーエバーヤングが素晴らしい馬だったということです」

C.シャム師
「初めてのダートだったが素晴らしい走りでした。本当に良かった。 勝った馬はとてもいい馬でした。彼はベストを尽くした」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間2月22日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー9R・サウジカップ(G1・ダ1800m・1着賞金1000万ドル=約15億円)で日本馬で坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(牡4・栗東・矢作芳人)が勝利した。2着にロマンチックウォリアー(せん7・C.シャム)、3着にウシュバテソーロ(牡8・美浦・高木登)が入った。勝ちタイムは1:49.09(良)。

 日本から参戦したウィルソンテソーロ(牡6・美浦・高木登)は4着、ラムジェット(牡4・栗東・佐々木晶三)は6着となっている。

【動画】フォーエバーヤングvsロマンチックウォリアー…サウジカップ

ゴール寸前で差し切る

(右)サウジカップ・ロマンチックウォリアーとJ.マクドナルド騎手 (C)The Hong Kong Jockey Club

 日本のフォーエバーヤングが世界を制した。直線では香港の宿敵ロマンチックウォリアーとのマッチレース。早め先頭からロマンチックウォリアーが押し切りを図ったが、フォーエバーヤングが猛追。一完歩ずつ詰め寄り、ゴール寸前で坂井瑠星とフォーエバーヤングのコンビが差し切った。

 同馬を管理する矢作芳人調教師は「信じられない強さです。ロマンチックウォリアーも素晴らしかったのですが差すと信じていました」とレースを振り返っていた。

【全着順】
1着 フォーエバーヤング 坂井瑠星
2着 ロマンチックウォリアー
3着 ウシュバテソーロ 菅原明良
4着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
5着 ラトルンロール
6着 ラムジェット 三浦皇成
7着 ファクトゥールシュヴァル
8着 ウェイトトゥエクセル
9着 ウートンサン
10着 ディファンデッド
11着 アルムスマク
12着 ウォークオブスターズ
13着 エルコディゴ
14着 インテンスフォーミー
出走取消 スコットランドヤード

コメントを書く

コメント
名前

※誹謗中傷や名誉毀損、他人に不快感を与える投稿をしないように十分に注意してください