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【1351ターフスプリント】ルメール「良いポジションが大事だった」…アスコリピチェーノが差し切る

1351ターフスプリント・アスコリピチェーノとC.ルメール騎手 (C)Jockey Club of Saudi Arabia / Paul McMillan

 日本勢の一騎打ちでアスコリピチェーノが差し切った。道中は逃げたウインマーベルをしっかりとマーク。この馬が逃げ粘ることを最初からわかっていたようなポジショニングで流石のルメール騎手。直線では日本勢2頭のマッチレースとなったが、最後の最後に運が向いたのはアスコリピチェーノの方だった。

1351ターフスプリント、勝利ジョッキーコメント
1着 アスコリピチェーノ
C.ルメール騎手
「すごく良いスタートでした。ウインマーベルの後ろでベストなポジションでした。道中も冷静な走りで楽な流れになりました。直線では一生懸命頑張ってくれました。きょうの馬場はすごく速かったです。前も止まらないので良いポジションが大事だったと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間2月22日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー7R・1351ターフスプリント(G2・芝1351m・1着賞金120万ドル=約1億8000万円)で日本馬でC.ルメール騎乗、アスコリピチェーノ(牝4・美浦・黒岩陽一)が勝利した。2着にも日本馬の松山弘平騎乗のウインマーベル(牡6・美浦・深山雅史)、3着にゴエモン(牡6・H.エブラヒム)が入った。勝ちタイムは1:17.87(良)。

 日本から参戦の津村明秀騎乗のテンハッピーローズ(牝7・栗東・高柳大輔)は7着となっている。

【動画】日本勢ワンツー!アスコリピチェーノが差し切る…1351ターフスプリント

ルメール騎手の見事な手綱さばき

(左)1351ターフスプリント・アスコリピチェーノとC.ルメール騎手 (C)Jockey Club of Saudi Arabia

 日本勢ワンツーの決着。アスコリピチェーノがゴール寸前でウインマーベルを捕らえた。逃げるウインマーベル、その後ろを狙いすましたかのようにピタリとアスコリピチェーノがつけて虎視眈々と先頭を伺っていた。直線では2頭のマッチレース。ゴール寸前ではどちらに勝利が転がるかわからなかったが、最後の一完歩で外から差し切った。テンハッピーローズは着外に敗れた。

 勝利したルメール騎手は「追い出したらすごく良い反応でトップクラスの牝馬ですね。勝てて嬉しいです」と、喜びの声を届けていた。

【全着順】
1着 アスコリピチェーノ C.ルメール
2着 ウインマーベル 松山弘平
3着 ゴエモン
4着 ダークトルーパー
5着 バイライン
6着 アナフ
7着 テンハッピーローズ 津村明秀
8着 アンクル
9着 マルヤン
10着 ハワードウォロウィッツ
11着 タスクフォース
12着 アヴァゴージョー
13着 ウィットネススタンド

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