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【きさらぎ賞】西村淳「まだまだ先が楽しみ」サトノシャイニングが重賞初制覇
2025/2/9 20:40
2月9日、京都競馬場で行われたG3・きさらぎ賞(芝1800m)は、サトノシャイニングが圧勝。余力十分な底知れぬ走りで春のクラシック戦線向けて名乗りをあげ、鮮やかな差し切り勝ちで力の違いを示した。
きさらぎ賞、勝利ジョッキーコメント
1着 サトノシャイニング
西村淳也騎手
「課題の多い馬ですし、ちょっとテーマがいっぱいありました。新馬戦、東スポ杯は前に馬がいない状態でずっと走っていましたし、きょうは次を見据えて、前に馬がいる状態でどれぐらい脚を使えるかっていうの確認できました。本当に強かったなと思います。中京の新馬戦がすごい悪い馬場でしたので心配なかったです。(ゴーサイン出てから)良い反応でしたし、ちょっと内にもたれる仕草はありましたけど、その分まだソラも使ってましたし、まだまだ先が楽しみです。杉山晴紀厩舎で、ずっと間近で見てた馬で、本当にいい馬だなって指くわえて待ってました。こうして結果を出せたので、春はもう1つ上のクラスで楽しみな結果を待ちたいと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2月9日、京都競馬場で行われた11R・きさらぎ賞(G3・3歳オープン・芝1800m)は、西村淳也騎乗の1番人気、サトノシャイニング(牡3・栗東・杉山晴紀)が快勝した。3馬身差の2着に3番人気のリンクスティップ(牝3・栗東・西村真幸)、3着に4番人気のランスオブカオス(牡3・栗東・奥村豊)が入った。勝ちタイムは1:47.0(稍重)。
2番人気で川田将雅騎乗、ショウヘイ(牡3・栗東・友道康夫)は、4着敗退。
キズナ産駒

西村淳也騎乗の1番人気、サトノシャイニングが嬉しい重賞初制覇を飾った。直線では鮮やかな差し切りを見せた。馬場の三分どころを切れ味鋭く伸びてくると、ライバルをあっという間に置き去りにした。後続に3馬身差の完勝。このメンバーの中では力が1枚上だった。
サトノシャイニング 3戦2勝
(牡3・栗東・杉山晴紀)
父:キズナ
母:スウィーティーガール
母父:Star Dabbler
馬主:里見治
生産者:下河辺牧場
【全着順】
1着 サトノシャイニング 西村淳也
2着 リンクスティップ M.デムーロ
3着 ランスオブカオス 吉村誠之助
4着 ショウヘイ 川田将雅
5着 スリーキングス 岩田康誠
6着 エリカアンディーヴ 松山弘平
7着 ヒルノハンブルク 坂井瑠星
8着 ミニトランザット 鮫島克駿
9着 ジェットマグナム 丹内祐次
10着 ウォーターガーベラ 団野大成
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