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【NARグランプリ2024】年度代表馬はライトウォーリアが受賞…吉原「誇りに思います」
2025/2/3 21:19

2月3日、地方競馬全国協会(NAR)は、2024年に地方競馬で顕著な活躍を見せた競走馬や厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2024」を都内ホテルで開催。その中で、最も栄誉ある「年度代表馬」には川崎競馬所属のライトウォーリアが選出された。ライトウォーリアは年間を通じて安定した成績を残し、交流G1・川崎記念ではJRA勢を撃破。海外遠征なども行ない地方競馬ファンを魅了した。
【動画】JRA勢を撃破したライトウォーリア…川崎記念JRA勢も撃破した実力馬

内田勝義調教師、吉原寛人騎手コメント
ーー改めての感想
内田:このような大きい賞に選ばれて感謝しかありません。これもひとえに川崎記念で激走してくれたおかげです。
吉原:このような賞をいただけてありがとうございます。その背中に乗れたことは誇りに思います。
ーー川崎記念について
内田:吉原くんには無理してでも逃げて欲しいと話していました。道中も絶妙なペース配分で吉原くんの腕につきますね。
吉原:絶妙なペース加減で行けて、4コーナーでもひと踏ん張りしてくれたので会心の勝利だったなと思います。
ーー勝った時の気持ちは
内田:ゴールした時は正直夢のようでなんと言ってかわからなかったです。ぼーっとしていました。実感が湧いたのは次の日の新聞を見てからです。
吉原:最後は粘り切ってくれたので、大きなガッツポーズが出ました。本当に嬉しかったです。
ーー秋には川崎競馬初の韓国遠征もありました。
内田:初めての遠征でしたが良い感じで出走できたと思います。ゲートボーイ見て遅れたけど、3コーナーからはもしかしたらという脚を使ってくれたので馬が変わったなと思いました。ああいうレースが出来たのはプラスだったなと思います。
吉原:手探りな状態で厩務員さんとかが一生懸命にやってくれて、なんとか良い状態で行けました。馬も戸惑った部分も多かったのですが、すごく良い経験になったので次に活かしたいという気持ちです。
ーー今年の目標、この馬に期待することは
内田:去年と同じようなローテーションで頑張って欲しいです。勝ってくれればありがたいなと思います。
吉原:良い結果を出して海外遠征とか夢のある遠征に行ければと思っています。
地方競馬通算3000勝を達成

ーー吉原騎手の特別賞について
自身のキャリアハイじゃないかというほど重賞も勝たせてもらいました。全地方競馬の重賞を制覇させてもらって充実した1年でした。
ーー3000勝については
金沢所属で3000勝は初めてだと思うのですが、そういうところに到達して、それに恥じない騎乗をしたいです。
ーーハクサンアマゾネスについて
日本記録の重賞最多勝タイの記録を残してくれた。ハクサンアマゾネスと歩んだ5年は宝物だった。金沢競馬の誇りだと思います。また新しいスターホースに巡り合って活躍したいです。
ーー今年の目標は
重賞200勝達成を目指しています。残り22勝。そこに向けて全力で頑張っています。
●NARグランプリ受賞一覧
年度代表馬:ライトウォーリア(川崎)
4歳以上最優秀牡馬:ライトウォーリア(川崎)
2歳最優秀牡馬:ソルジャーフィルド(北海道)
2歳最優秀牝馬:プラウドフレール(船橋)
3歳最優秀牡馬:サントノーレ(大井)
3歳最優秀牝馬:ローリエフレイバー(大井)
4歳以上最優秀牝馬:キャリックアリード(大井)
ばんえい最優秀馬:メジロゴーリキ(ばんえい)
最優秀短距離馬:アラジンバローズ(兵庫)
ダートグレード競走特別賞馬:フォーエバーヤング(JRA)
特別表彰馬:ラブミーチャン(元競走馬・笠松)
最優秀勝利回数調教師賞:打越勇児(高知)
最優秀勝率調教師賞:打越勇児(高知)
最優秀賞金収得調教師賞:小久保智(浦和)
最優秀勝利回数騎手賞:森泰斗(船橋)
最優秀賞金収得騎手賞:笹川翼(大井)
最優秀勝率騎手賞:渡邊竜也(笠松)
最優秀新人騎手賞:加藤翔馬(金沢)
優秀女性騎手賞:宮下瞳(愛知)
フェアプレイ賞:村上忍(岩手)
特別賞:宮下瞳(愛知)
特別賞:吉原寛人(金沢)
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