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【NARグランプリ2024】岩手・村上忍騎手がフェアプレイ賞を初受賞…「賞に縁がなかったので光栄です」

村上忍騎手 (C)Hiroki Homma

 2月3日地方競馬全国協会は、地方競馬で活躍した競走馬や厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2024」を都内ホテルで開催。岩手競馬所属のベテラン村上忍騎手が、フェアプレイ賞を受賞した。年間100勝以上をあげ、1年を通して制裁処分をを受けなかった騎手から、勝利数、収得賞金、勝率が1位の者が表彰される。公正なレース運びが評価され、競馬界の模範となる存在として表彰された。

【岩手競馬】ゴールデンジョッキーズシリーズは村上忍騎手が優勝

岩手の名手が公正なレース運びで受賞

村上忍騎手コメント
ーー初受賞について
30年以上騎手をやらせてもらっていますが、賞には縁がなかったので光栄です。(11月に岩手の通算記録更新、4128勝到達について)現調教師の菅原勲先生は現役時代から背中を追ってきたジョッキーです。その記録に並べて追い越せたのは励みになっています。

ーーフジユージーンとのコンビについては
デビュー時から期待の高かった馬で、一定の成績を収めてくれて来年度も楽しみです。

ーーフェアープレーに対する意識
若い頃は勝ちたい気持ちが強かったのかなと思います。年齢を重ねるごとに馬をしっかり御しながら、周りを見ながら、冷静に騎乗しようという気持ちの方が強くなってきたのが今回の結果かなと思います。

ーー今後の目標は
怪我がないように1年間しっかり騎乗したいです。グレードレースに積極的に騎乗できるようにしっかり馬を育てていければなと思います。

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