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【ばんえい・翔雲賞】スターイチバンが重賞初制覇…西「今後の成長が楽しみ」
17時間前
2月2日、帯広競馬場で行われた11R・翔雲賞(BG2・3歳・ダ直200m)は、西謙一騎乗の4番人気、スターイチバン(牡3・ばんえい・坂本東一)が勝利した。2着にココロノニダイメ(牡3・ばんえい・槻舘重人)、3着に1番人気のスーパーシン(牡3・ばんえい・長部幸光)が入った。勝ちタイムは1:45.4(馬場水分1.0%)。
2番人気で菊池一樹騎乗、キョウエイエース(牡3・ばんえい・村上慎一)は、5着敗退。
スタートから第一障害まで全馬勢い良く駆け抜けていき、道中はスターイチバンが第一障害を下りた勢いのまま中間点までレースを引っ張る展開。中間点を過ぎたあたりで、先頭はスターイチバンとホクセイテンリュウの2頭が入れ替わりながら進行するが、スーパーシン、ウンカイダイマオーら後続も徐々にペースを上げながら先頭との差を縮めていく。
第二障害下にはわずかに抜け出したホクセイテンリュウを先頭に各馬ほとんど差がなく到達。スターイチバン、スーパーシンがほぼ同時に仕掛けると、すんなりと障害をクリア。ホクセイテンリュウ、キョウエイエース、アルイテイコウと後続も次々と障害を下りていくが、先頭はスーパーシンとスターイチバンの2頭のマッチレースに。互いに先頭を譲らないなか、ゴールまで残り数mのところでスーパーシンの脚が止まり、スターイチバンが最後まで脚色衰えることなく押し切っての勝利。ゴール前の接戦を制し嬉しい重賞初制覇を飾った。スターイチバンを管理する坂本東一調教師、騎乗した西謙一騎手はともに翔雲賞初制覇となった。
1着 スターイチバン
西謙一騎手
「勝ててすごくホッとしています。春と比べて乗りやすくなっていたので、そこが一番良かったです。こちらの言うことを聞いてくれるようになっていました。重量に関しては、皆が同じ様な重量なので特に気にはしていませんでした。レースに関しては思ったより緩やかな展開でした。調教師からの指示通りに前で良い位置取りが出来てよかったです。第二障害を下りてからも最後まで歩いてくれたので良かったです。元々体が大きく、それに合わせて成長している分もあるので、まだまだ今後の成長が楽しみな馬です。今日は勝てて良かったです。また乗せてもらえる機会があれば頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
坂本師「特に想いの強い馬」
坂本東一調教師
「このレースに勝つために調教してきました。私の若い時から良くして頂いていた馬主さんから期待をされていたので、勝てて良かったです。特に想いの強い馬です。性格が大人になってきましたが、気性が激しいのがこの馬の良くもあり、悪くもあるところです。西騎手はこの馬のことをよくわかっていると思いますので少しの指示は出しましたが、あとは騎手の判断に任せました。レースに関しては、スタートが良く、第一障害を越えたあたりで良い位置取りが出来ていたので、その段階で勝てると思いました。これからも頑張りますので、今後も応援よろしくお願い申し上げます」
スターイチバン 10戦5勝
(牡3・ばんえい・坂本東一)
父:インフィニティー
母:コトブキダイヤ
母父:ウンカイ
馬主:干場正吉
生産者:鈴木義尚
【全着順】
1着 スターイチバン
2着 ココロノニダイメ
3着 スーパーシン
4着 アルイテイコウ
5着 キョウエイエース
6着 ウンカイダイマオー
7着 ホクセイテンリュウ
8着 ビックコンボ
9着 アバシリタカラコマ
10着 スタージャガー
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