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【大井・金盃】キリンジが6馬身差圧勝…笹川「ほっとしています」
2025/1/30 06:10
1月29日、大井競馬場で行われた11R・金盃(4歳上・ダ2600m)は、笹川翼騎乗の1番人気、キリンジ(牡5・大井・渡辺和雄)が快勝した。6馬身差の2着にミヤギザオウ(牡6・大井・森下淳平)、3着にヒーローコール(牡5・浦和・小久保智)が入った。勝ちタイムは2:49.8(良)。
2番人気で御神本訓史騎乗、ヴィアメント(せん8・大井・藤田輝信)は、5着敗退。
1着 キリンジ
笹川翼騎手
「追い切りやJBCクラシックで跨らせていただいた感触どおりの結果をだせて、ほっとしています。追い切り後も1日乗らせていただき、状態については何も不安はありませんでした。テンションについては当日にならないとわからないので、そこだけが心配でしたが、クリアしてくれたので今日はスムーズでした。折り合いいだけがカギになると思っていて、強い馬が前に2頭いたので、その後ろで自分のリズムで淡々と刻めたのがこの着差になったのかなと思います。仕掛けが少し早いかなと思いましたが、追い切りで乗らせていただいてスタミナがあるのはわかっていたので、そこを最大限活かそうと思い早めのスパートになりました。結果うまくいってよかったかなと思います。早い脚があまりないタイプだと思うので、余裕があったといえばあったのかなと思います。今日1つ勝ったことで馬も自信を持つと思いますし、ダートグレードでも勝負できる逸材だと思っていますので、また頑張っていきたいと思います」
渡辺師「雰囲気良かった」
渡辺和雄調教師
「とてもいい馬を送って頂いたので負けられないという気持ちがありました。ホッとしています。一週前、本追い切りと笹川騎手に乗ってもらって、とても良い動きだった。本当に順調に来られて雰囲気がとても良かった。なんとかそのままレースに結びついたら良いと思って見ていました。初めての距離でしたが、普段の様子や状態などを見ていて、長距離でプラスになることはあってもマイナスになるようなことは無いかなと思っていました。条件が合えば今日みたいな強い競馬ができると思います。期待しています。(次走の予定は)ダイオライト記念の優先出走権を貰ったのでそこを中心に考えています。あとはオーナーと相談します。一昨年はうちの厩舎はすごく勝たせて頂いた。もうあんなことは無いかと思っていますが、いいスタートを切れましたので、一昨年を超えられるよう、目標を大きく持って頑張りたいと思っています。寒い中ご来場ありがとうございました。転入初戦でしたがとても強い競馬ができました。これから大いに活躍できる馬だと思っておりますので、今後も応援よろしくお願いします」
キリンジ 19戦4勝
(牡5・大井・渡辺和雄)
父:キズナ
母:タイムピース
母父:ルーラーシップ
馬主:岡浩二
生産者:サンデーヒルズ
【全着順】
1着 キリンジ 笹川翼
2着 ミヤギザオウ 石崎駿
3着 ヒーローコール 矢野貴之
4着 ヴェルテックス 阿部龍
5着 ヴィアメント 御神本訓史
6着 アイブランコ 張田昂
7着 ラッキードリーム 西啓太
8着 リベイクフルシティ 和田譲治
9着 カイル 室陽一朗
10着 ローズボウル 野畑凌
11着 セイカメテオポリス 吉原寛人
12着 ヒミノフラッシュ 藤本現暉
13着 タイガーチャージ 達城龍次
14着 マンガン 山崎誠士
15着 クリノドラゴン 安藤洋一
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