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【兵庫クイーンセレクション】ドライブアウェイが大差圧勝…多田羅「終始いい手応え」

兵庫クイーンセレクション・ドライブアウェイと多田羅誠也騎手 (C)兵庫県競馬組合

 1月23日、姫路競馬場で行われた11R・兵庫クイーンセレクション(3歳・牝・ダ1400m)は、多田羅誠也騎乗の1番人気、ドライブアウェイ(牝3・高知・工藤真司)が快勝した。大差の2着にレイナボニータ(牝3・兵庫・高本友芳)、3着に3番人気のプチプラージュ(牝3・笠松・笹野博司)が入った。勝ちタイムは1:32.4(良)。

 2番人気で赤岡修次騎乗、チョッパスニー(牝3・兵庫・南弘樹)は、11着敗退。

 1番人気で高知から遠征のドライブアウェイが大差で勝ち2度目の重賞制覇。2着につけたレイナボニータとの1秒8差が示す通り、力の違いを見せつけての勝利となった。課題のスタートを決めると、素早く外に持ち出して3番手を確保。3コーナー過ぎに満を持してゴーサインを出すと、余力十分にゴール板を駆け抜けた。鞍上の多田羅騎手は「終始、いい手応え。短い直線を考えて早めに動いた」と明かし、デビュー7年目で姫路初騎乗での勝利に多田羅騎手は「本当にうれしい」と話した。

【ネクストスター高知】ドライブアウェイが無傷の4連勝…多田羅「時計を見てびっくりした」

工藤師「牡馬相手でも戦える」

兵庫クイーンセレクション 口取り (C)兵庫県競馬組合

 また、工藤調教師は「二の脚の速さで外に持ち出した時点で、勝負になると思った」と昨秋のネクストスター高知に続く重賞2勝目に満面の笑み。初めての他地区への遠征で同世代の牝馬を圧倒し、夢はふくらむ。今後はネクストスター西日本(3月22日、佐賀)を視野に入れており、指揮官は「他場の重賞を勝てたし、これぐらい強い内容だったら牡馬相手でも戦える」と積極的に交流競走に挑むことを宣言した。

ドライブアウェイ 6戦5勝
(牝3・高知・工藤真司)
父:フォーウィールドライブ
母:マリスステラ
母父:シニスターミニスター
馬主:山口正行
生産者:前田牧場

【全着順】
1着 ドライブアウェイ 多田羅誠也
2着 レイナボニータ 小牧太
3着 プチプラージュ 渡邊竜也
4着 ウイングスオール 笹田知宏
5着 フセノオーロラ 下原理
6着 セクシーキャット 川原正一
7着 キミノハート 小谷周平
8着 アップップ 竹村達也
9着 ミストラルピンク 新庄海誠
10着 グランコスメ 杉浦健太
11着 チョッパスニー 赤岡修次
12着 イットウショウグウ 林謙佑

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