1着グレイトパール
川田将雅騎手コメント

「トップスピードはそんなに高くないのですが持続するのが一番の特徴ですね。同じペースでずっと止まらずに走り続けられる馬だと思います。前回乗せて戴いたのは500万の時でその時よりはだいぶ成長もしてます。ただ器用なタイプではないので、道中も終始出しながら、ついて行かせながらで、スピードが乗り出してからはそのまま止まらずに走れます。思った以上に素晴らしい持続力でした。
ダートに転向して良いパフォーマンスをしながら重賞まで手が届きましたから、この次も更に楽しみが広がったと思います。

レース概要は下記の通り。

20日、京都競馬場で行われた11R・平安ステークス（G3・4歳上オープン別定・ダ1900m）で1番人気、川田将雅騎手騎乗、グレイトパール（牡4・栗東・中内田充正厩舎）が、2着に4馬身差をつけ圧勝した。2着に最後方から一気に追い込んだクリソライト（牡7・栗東・音無秀孝厩舎）、3着争いは大接戦のハナ差マイネルバイカ（牡8・栗東・西村真幸厩舎）が入った。勝ちタイムは1:55.7（良）

グレイトパールが圧倒的な力を見せ5連勝を果たした。直線に向いた所で後続とは大きく離れた2番手で、あとは逃げ馬を交わすだけだった。一方的な競馬でグイグイと突き放し、4馬身差でゴール。今後のダート路線の主役を担う可能性を感じさせる圧倒的な勝利となった。