前走大敗の影響はなく、リバティアイランドらしい伸び脚で力は示した。道中は中団馬群でじっと末脚を温存しての追走で、勝負どころではスムーズに外へ。直線勝負で懸命に前を追いかけたが、先に抜け出したロマンチックウォリアーを捕えるまでは行けず。今日的には届かなかったものの、この馬本来の力は示した。

2着　リバティアイランド
中内田充正調教師
「たくさんの方に応援いただきましたが、ロマンチックウォリアーには完敗でした。リバティアイランド自身は自分の競馬はしてくれたかなと思います。終いもリバティらしい末脚は見せてくれたなと思います。チームスタッフがよく頑張ってくれましたし、サポートしてくださった方々に感謝を伝えたいですね。馬もそれに応えて頑張ってくれました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　現地時間12月8日、香港・シャティン競馬場で行われた第8R・香港カップ（G1・3歳上・芝2000m）は、J.マクドナルド騎乗、ロマンチックウォリアー（せん6・香・C.シャム）が勝利した。2着には日本馬のリバティアイランド（牝4・栗東・中内田充正）、3着にも日本馬のタスティエーラ（牡4・美浦・堀宣行）が入った。勝ちタイムは2:00.51（良）。