12月8日、京都競馬場で行われたG1・阪神ジュベナイルフィリーズ（芝1600m）は、岩田望来騎乗の5番人気、アルマヴェローチェが人馬ともにG1初制覇を飾った。アメリカから史上初めて参戦した外国馬、メイデイレディは直線で伸び切れずに13着に敗れた。

阪神JF、勝利ジョッキーコメント
1着　アルマヴェローチェ
岩田望来騎手
「最高です。6年間ずっと悔しい思いをしてきたので、やっとここで勝てて嬉しいです。この馬自身、レースセンスの良い馬だと依頼をいただいた時から感じていましたし、レースもスムーズで良い脚を使ってくれて気持ちよかったです。ゴール直前までは必死に追っていたのでわからなかったのですが、右を見たら誰もいなかったのでやったという思いでガッツポーズをしました。やったという気持ちとやっとかという気持ちでした。大きな1勝になりました。本当に操縦しやすい馬ですし、ゴーと言えばすごく反応してくれますし、操縦性が何より良いですね。やっとG1を勝つことが出来ました。今まで以上に結果を出していきたいと思っているので応援よろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　12月8日、京都11Rで行われた第76回阪神ジュベナイルフィリーズ（2歳オープン・牝・G1・芝1600m・1着賞金＝6500万円）は、岩田望来騎乗の5番人気、アルマヴェローチェ（牝2・栗東・上村洋行）が快勝した。1.1/4馬身差の2着に8番人気のビップデイジー（牝2・栗東・松下武士）、3着に7番人気のテリオスララ（牝2・美浦・田島俊明）が入った。勝ちタイムは1:33.4（良）。

　1番人気でC.ルメール騎乗、ブラウンラチェット（牝2・美浦・手塚貴久）は16着、2番人気で池添謙一騎乗、ショウナンザナドゥ（牝2・栗東・松下武士）は4着敗退。