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【ばんえい十勝】新人騎手初騎乗を終えて…大友一馬「もっと頑張らないといけない」

大友一馬騎手とミンナノユメヲノセ (C)ばんえい十勝

 12月7日、ばんえい十勝で新人の大友一馬騎手、菅原響希騎手、中原蓮騎手の3名が初騎乗を終えた。

 また、大友騎手はデビュー2戦目の第5R(ミンナノユメヲノセ)で、中原騎手はデビュー3戦目の第12R(パワーハンター)でそれぞれ初勝利を飾った。

●大友一馬騎手
初騎乗について(第3R・ブルーサファイア 2着)
「必死にやってみましたが、あまり馬との呼吸が合っていなかったのでもっと頑張らないといけないと感じました。今日は馬が頑張ってくれたおかげで無事にゴール出来て良かったです。船山騎手からはこの馬についてスタート面のアドバイスを教えてもらいましたが、レースではうまく修正出来なかったので次の騎乗に向けての課題にしたいと思います。調教師からは「どんどん積極的に行け」と言われました。まだまだ実力不足な面がありますが、これから一生懸命に努力して力をつけていきたいと思いますので応援していただきたいです」

初勝利について(第5R・ミンナノユメヲノセ 1着)
「まさかデビューした日に勝てるとは思っていなかったですが、ミンナノユメヲノセが頑張ってくれました。デビュー戦は緊張もあり頭が真っ白になりましたが、このレースでは少し落ち着いて騎乗することが出来たので、結果に繋がって良かったです。できれば先行したいと考えていましたが、周りの馬を見る余裕はあまり無く、上手くいっていなかった部分も多かったです。障害を下りてからは最後まで一生懸命に追って、その結果1着を取れました。周りの先輩方が「良かったな」と声をかけてくれたのでやっと実感がわきました。まずは応援してくれている家族に報告したいと思います。これから技術面や馬との折り合いのつけ方などを勉強しながら、一戦一戦を大事にしていきたいと思います」

●菅原響希騎手
初騎乗について(第2R・ダイチャン 6着)
「レース前に騎乗のイメージをある程度考えていたのですが、実際に走ってみたら全く思うようにいきませんでした。鈴木騎手の馬をマークしてついていくか、できれば前につけたいと考えていたのですが真逆の展開でした。スタートから前にいたのでそこで焦ってしまい、頭が真っ白になってしまいました。馬も全然思うように進まず、本当に難しかったです。「馬なりで進んで第二障害だけは絶対に越えてきて」と指示を頂いていたので、馬が頑張って越えてくれたので良かったです。今回の反省点を活かして、まずは1勝目を取れるように頑張って騎乗していきたいと思います」

中原蓮「すごく嬉しかった」

中原蓮騎手とパワーハンター (C)ばんえい十勝

●中原蓮騎手
初騎乗について(第1R・キュートアイズ 8着)
「練習とは違い、緊張で思ったように手綱を捌けなかったです。事前に先輩騎手や調教師からこの馬の性格や位置取りなどのアドバイスを受けたので、障害下で息を入れたいと思っていました。実際に騎乗すると自分の技術不足で馬が進んでしまったので、そのまま思い切って仕掛けました。昨日はどこまで出来るか不安な気持ちがありましたが、今日は控室やスタートゲートで先輩騎手の皆さんが声をかけてくれました。調教師からも「気楽に」と言われていたので、なるべくリラックスして騎乗することを意識しましたが、いざゲートが開くととても緊張しました。これから着順を一つでも上げられるように毎レース頑張りますので応援をよろしくお願いします」

初勝利について(第12R・パワーハンター 1着)
「ゴール後は勝ったかどうかわかりませんでしたが、先輩方に「勝ったぞ。おめでとう。」と言われてすごく嬉しかったです。障害が少し苦手な馬で調教師からも「後ろから行こう」と指示がありましたが、気が付いたら前の方にいました。金田騎手が隣にいたのでタイミングを参考にして騎乗し、馬も頑張ってくれたことが一番の勝因です。第1レースは緊張であっという間に終わってしまい、第2レースで流れがわかり始めた分もっと緊張しました。今日はあまりうまく騎乗出来なかったので反省点の多い一日でした。たくさんのアドバイスをくれる調教師の方々をはじめ、支えてくれる関係者の皆様へ感謝しています。これからばんえい競馬を盛り上げる一員として頑張っていきますのでよろしくお願いいたします」

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