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【園田金盃】マルカイグアスが重賞3連勝

園田金盃・マルカイグアスと鴨宮祥行騎手 (C)兵庫県競馬組合

 12月5日、園田競馬場で行われた11R・園田金盃(3歳上・ダ1870m)は、鴨宮祥行騎乗の2番人気、マルカイグアス(牡3・兵庫・橋本忠明)が勝利した。1/2馬身差の2着にインベルシオン(牡5・兵庫・松浦聡志)、3着に1番人気のキリンジ(牡4・兵庫・新子雅司)が入った。勝ちタイムは2:02.9(良)。

 マルカイグアスは初めて古馬との対戦。序盤はこれまでとまったく違うペースになったが、好スタートを決めて好位3~4番手に取り付けたことが勝因だった。2周目の3角で先頭に立ったインベルシオンに外から懸命に食らいついていき、直線に入って手前を替えたところで一気に突き放した。

 「最近はスタートが上手になって、今日ぐらいの位置には取り付けると思いました。兵庫優駿から本当に馬が良くなってきました。世代最強馬が現役最強馬になった瞬間にいることができて、うれしいです」と鴨宮騎手。

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来年からはオーストラリア遠征

園田金盃 口取り (C)兵庫県競馬組合

 鴨宮騎手は来年1月からオーストラリアで騎乗することを表明している。「これからもマルカイグアスの背中にふさわしいジョッキーになれるよう、一生懸命頑張ってきます」と胸を張った。

 2着のインベルシオンはマルカイグアスに最後はねじ伏せられたが、積極的に前々で運んで意地を見せた。また3着のキリンジはまたしても重賞初制覇とならなかった。直線では大外から伸びたが、勝負どころで反応が鈍く、今回も相手なりの印象を拭うことはできなかった。

マルカイグアス 10戦5勝
(牡3・兵庫・橋本忠明)
父:マクフィ
母:ノルウェーノモリ
母父:ディープスカイ
馬主:日下部猛
生産者:藤沢牧場

【全着順】
1着 マルカイグアス
2着 インベルシオン
3着 キリンジ
4着 テーオーターナー
5着 ベストオブラック
6着 メイショウハクサン
7着 ドンカポノ
8着 ミステリーボックス
9着 サンビュート
10着 スマイルミーシャ
11着 ツムタイザン
12着 エントラップメント

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