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【大井・勝島王冠】キングストンボーイが5馬身差圧勝…サヨノネイチヤは敗れる

勝島王冠をキングストンボーイで勝利した御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

 12月4日、大井競馬場で行われた11R・勝島王冠(S2・3歳上・ダ1800m)は、御神本訓史騎乗の2番人気、キングストンボーイ(せん6・大井・渡邉和雄)が快勝した。5馬身差の2着に1番人気のサヨノネイチヤ(牡5・大井・坂井英光)、3着にパワーブローキング(牡5・船橋・佐藤裕太)が入った。勝ちタイムは1:53.0(良)。

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御神本「最高の結果」

勝島王冠・キングストンボーイと御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

1着 キングストンボーイ
御神本訓史騎手
「初めて騎乗させていただきましたが、ずっとオープンを走っているように背中もいいですし、性格もすごくまじめでいい馬でした。初めての騎乗でやってみないとわからないことも多かったですが、一頭強い馬がいたのでどういう競馬になるのかなと思っていましたが、最高の結果になって嬉しく思います。スタートは少し遅れましたが、そこからリカバリーできました。入りがだいぶ遅かったので、あまり無理せず控えることなくあの位置になりました。終始いい手応えでスムーズに回ってこられました。併せにいくと相手が伸びるのはわかっていて、ガチンコ勝負でどこまでやれるのかと思っていましたが、結果的に強い内容でビックリしています。感謝しかありません。向こう(JRA)でもいい成績で転厩してきて、そのリズムを崩すことなく今後も活躍していってもらいたいと思っています。いつも応援ありがとうございます。12月に入って今年も残り少なくなりましたが、最後まで気を抜かず精一杯頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」

渡邉和雄調教師
「力のある馬だと思っていましたが、他に強い馬が居たのでどうかなと思っていた。本当に強かった。騙馬ということでしたが本当にハリが良くて、見れば見るほどこの馬はやれるんじゃないかと思っていた。期待は大きかった。中央時代からゲートの出が悪くて、今日も正直あまりいいスタートでは無かった。後手を踏むような状況だったが御神本騎手がうまく1コーナーまでにいい位置を取ってくれた。あのあたりはさすがだなと思って見ていました。スタートが不安で後方からの競馬も覚悟していましたが、良い位置が取れて4コーナーを回る時の手ごたえが良かった。なんとかこのまま押し切ってくれという気持ちで見ていたが、こちらが思っていた以上にいい走りを見せてくれた。(次走の予定は)今日の勝ち方を見ると東京大賞典も考えないといけないと思うので、またオーナーと相談させて頂きます。転入初戦で強い競馬を見せてくれました。この後もっと活躍できる馬だと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします」

キングストンボーイ 19戦3勝
(せん6・大井・渡邉和雄)
父:ドゥラメンテ
母:ダイワパッション
母父:フォーティナイナー
馬主:吉田和美
生産者:田上徹

【全着順】
1着 キングストンボーイ 御神本訓史
2着 サヨノネイチヤ 西啓太
3着 パワーブローキング 矢野貴之
4着 マースインディ 藤田凌
5着 ユアヒストリー 張田昂
6着 リンゾウチャネル 安藤洋一
7着 クリノドラゴン 和田譲治
8着 コラルノクターン 木間塚龍馬
9着 ヒーローコール 笹川翼
10着 アイブランコ 阿部龍
11着 モダスオペランディ 山崎誠士
12着 キタノオクトパス 落合玄太
13着 ゴールドハイアー 町田直希
14着 ランリョウオー 本橋孝太
15着 アポロビビ 橋本直哉

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