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【チャンピオンズC】武豊「まだ不器用だけど来年が楽しみ」レース後ジョッキーコメント
14時間前
12月1日、中京競馬場で行われたG1・チャンピオンズカップ(ダ1800m)は、このレースで引退が決まっているレモンポップが連覇を達成して見事にラストランを締めくくった。ゴール前で猛追したウィルソンテソーロをハナ差凌いだ。3着にはムーア騎乗のドゥラエレーデ。
チャンピオンズカップ、レース後ジョッキーコメント
1着 レモンポップ
坂井瑠星騎手
「最高の気分です。(最後は)危なかったですね。本当にレモンポップのおかげです。彼が頑張ってくれました。去年と同じイメージで行きました。(川田ジョッキーの)鬼のような気配を感じましたけど凌いでくれました(笑)。馬が頑張ってくれました。大きいハナ差でした。きょうパドックやスタンド前でレモンポップのジャンバー、帽子、ぬいぐるみをたくさん見かけたので本当にファンの多い馬だと感じましたし、そんなすごい馬の背中にいられて嬉しく思います」
2着 ウィルソンテソーロ
川田将雅騎手
「着差は僅かでしたが、チャンピオンは最後までチャンピオンでしたね。最後までしっかり走ってくれました」
ムーア「G1らしいペースなら…」
3着 ドゥラエレーデ
R.ムーア騎手
「道中はリズムも手応えも良かったです。思ったよりスローで、G1らしいペースならもっと良い結果だったと思います」
4着 ハギノアレグリアス
岩田望来騎手
「すごく良い競馬が出来ました。4コーナーではタイミングよく動けませんでしたが、それでもしっかりと脚を使ってくれました」
5着 ペプチドナイル
藤岡佑介騎手
「今までの中で群を抜いて良いコンディションで、陣営には感謝です。悪くないポジションでしたが、勝ち切るには微妙なさじ加減が必要で、それが出来ませんでした。またG1でリベンジしたいです」
6着 サンライズジパング
武豊騎手
「ある程度考えていたレースは出来ましたが、最後は手前も替えなかったし、伸びきれませんでした。まだ不器用だけど来年が楽しみですね」
15着 ガイアフォース
長岡禎仁騎手
「ダートでのスタートは初めてで脚を滑らせてしまいました。外枠も厳しかったです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月1日、中京11Rで行われた第25回チャンピオンズカップ(3歳上オープン・G1・ダ1800m・1着賞金=1億2000万円)は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップ(牡6・美浦・田中博康)が勝利した。ハナ差の2着に2番人気のウィルソンテソーロ(牡5・美浦・小手川準)、3着に9番人気のドゥラエレーデ(牡4・栗東・池添学)が入った。勝ちタイムは1:50.1(良)。
3番人気で藤岡佑介騎乗、ペプチドナイル(牡6・栗東・武英智)は、5着敗退。
ゴール前は際どい勝負も連覇達成
坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップがこのレース連覇でラストランを飾った。スタートから迷わず逃げの手に。先頭を譲らず主導権を握った。積極的なレース運びで直線でも二の脚を飛ばしてもうひと伸び。ゴール前ではウィルソンテソーロの強襲を受けたが僅かハナ差でレモンポップに軍配が上がった。この勝利で国内ダートG1は交流も含めて6勝目。見事なラストランだった。
レモンポップ 18戦13勝
(牡6・美浦・田中博康)
父:Lemon Drop Kid
母:Unreachable
母父:Giant’s Causeway
馬主:ゴドルフィン
生産者:Mr. & Mrs. Oliver S. Tait
【全着順】
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 ウィルソンテソーロ 川田将雅
3着 ドゥラエレーデ R.ムーア
4着 ハギノアレグリアス 岩田望来
5着 ペプチドナイル 藤岡佑介
6着 サンライズジパング 武豊
7着 アーテルアストレア 菱田裕二
8着 ペイシャエス 横山和生
9着 グロリアムンディ 北村宏司
10着 ミトノオー 松山弘平
11着 クラウンプライド 横山武史
12着 セラフィックコール C.デムーロ
13着 ミックファイア C.ルメール
14着 テーオードレフォン 三浦皇成
15着 ガイアフォース 長岡禎仁
16着 スレイマン 斎藤新
◇チャンピオンズカップとは
チャンピオンズカップはジャパンカップと並ぶダートの国際G1競走を望む声に応える形で創設されたレース。2000年にジャパンカップダートとして創設された後、2014年にチャンピオンズカップと名称変更して、中京競馬場のダート1800mで行われるようになった。
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