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【水沢・北上川大賞典】サクラトップキッドが3馬身差快勝…陶文峰「悠里騎手からヒントもらった」

北上川大賞典・サクラトップキッドと陶文峰騎手 (C)岩手県競馬組合

 11月24日、水沢競馬場で行われた12R・北上川大賞典(M2・3歳上・ダ2500m)は、陶文峰騎乗の3番人気、サクラトップキッド(牡3・岩手・伊藤和忍)が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のノーブルサターン(牡10・岩手・板垣吉則)、3着にゴールドギア(牡9・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは2:47.0(稍重)。

 2番人気で山本聡哉騎乗、ライアン(牡5・岩手・佐藤浩一)は、5着敗退。

1着 サクラトップキッド
陶文峰騎手
「騎乗依頼が来るとは思っていませんでしたが、(高橋)悠里騎手から声をかけられたのでレース前日、調教で乗って具合を確認して臨みました。思ったより前で競馬ができましたし、悠里騎手から早めに仕掛けた方がいいとヒントをもらいましたからね。行くなら今しかないと2周目1コーナーで思い切って先頭に立ちました。これが騎手最後の重賞ですから、勝つことができて嬉しいです。自分らしい競馬もできましたから(騎手生活を)やり切りました」

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伊藤師「ぶっつけで桐花賞へ」

伊藤和忍調教師
「レース間隔を開けるとズブくなるので詰めて使い、中間もしっかり追い切りを消化。万全の態勢で臨めたのが勝因だったと思います。(距離が)長いところはゴリゴリのオープン馬が集まりますからね。青藍賞3着で古馬ともやれる手ごたえはつかみましたが、3歳馬で北上川大賞典を勝てたことは大きいと思います。この後は遠野馬の里で休養させて、ぶっつけで桐花賞へ向かいたいと思っています」

サクラトップキッド 15戦4勝
(牡3・岩手・伊藤和忍)
父:ビーチパトロール
母:サクラトップクイン
母父:ジャングルポケット
馬主:トップフェロウ
生産者:細川農場

【全着順】
1着 サクラトップキッド
2着 ノーブルサターン
3着 ゴールドギア
4着 フレイムウィングス
5着 ライアン
6着 トーセンマッシモ
7着 レールガン
8着 ハクシンパーソナル
9着 マナホク
10着 サザンナイツ
11着 マイネルアストリア

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