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【南部駒賞】ミラクルヴォイスなど道営馬多数…注目の2歳戦
7時間前
第51回南部駒賞(M1・2歳・ダート1600m)が水沢競馬場で開催される。発走は11月17日(日)18時15分。
1973年に創設された岩手伝統の2歳重賞。2000年から東北三県交流で実施され、2004年には地方競馬全国交流へ昇格した。過去10年は北海道5勝、岩手5勝とまったく五分の成績。一昨年まで5年連続で北海道所属馬に凱歌が上がったが、昨年は地元の雄フジユージーンが完勝。2016年ベンテンコゾウ以来、久しぶりに岩手勢優勝をもたらした。
北海道vs岩手
【注目馬情報】
・ミラクルヴォイス(牡2・門別・佐久間雅貴)
母ミラクルフラワーは現役時代、重賞・一條記念みちのく大賞典を含めて10勝(ほかに門別で3勝)をマークした強豪牝馬。新馬戦を快勝後、2戦連続で出遅れて5着、3着に終わりましたが、その後22勝を飾り、軌道修正に成功。重賞・ネクストスター門別を優勝しました。長距離輸送、初コースを克服し、重賞2連勝となるか注目です。
・カセノタイガー(牡2・門別・角川秀樹)
デビュー戦は4着でしたが、2戦目からメンバー最速の上がりを駆使して2勝2着4回。Jpn3・JBC2歳優駿でも強烈な末脚で4着に突っ込みました。小回り水沢対応がネックですが、破壊力抜群。逆転首位まで十分。
・バリウィール(牡2・門別・小国博行)
6戦3勝2着2回、馬券対象から外れたのは4走前4着のみ。抜群の安定感を誇り、目下2連勝中と波に乗っています。有力馬に差しタイプが多い中、先行力が最大の武器。好枠からアッサリ逃げ切りのシーンまで。
・ナンパセン(牡2・門別・田中淳司)
門別1200m・新馬戦を6馬身差で圧勝した逸材。その後は好走、凡走を繰り返して前走・サンライズカップは7着に大敗しましたが、秘める能力は相当なもの。うまく流れに乗れれば巻き返して不思議はありません。
・スティールブライト(牝2・門別・角川秀樹)
デビュー2戦目を快勝し、重賞路線へ名乗り。リリーカップ4着が最高でしたが、プリンセスカップで盛岡へ参戦して2着。直線半ばで先頭に立ちましたが、クビ差で惜敗しました。遠征2度目で首位を奪取するか。
・ステラビアンカ(牡2・門別・田中淳司)
門別1100m・新馬戦を完勝。2戦目は1700m延長もこたえて4着に終わりましたが、距離2度目で前回快勝。キャリアわずか3戦と伸びしろ十分。雄大な馬格を前面に、上位進出を狙います。
・マツリダマスラオ(牡2・水沢・菅原勲)
デビュー2戦目を完勝し、重賞・若鮎賞2着。以降は気性難が災いして苦戦を強いられましたが、重賞・若駒賞では馬群を割って快勝。ついに調教の良さが実戦に結びつきました。相手は強力ですが、岩手の期待が集まります。
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