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JBC初の九州開催で佐賀競馬の売上げレコードを記録

JBCクラシック・ウィルソンテソーロと川田将雅騎手 (C)Y.Shigeyama

 11月4日、佐賀競馬場と門別競馬場で「ダート競馬の祭典」とされるJBC(ジャパン・ブリーダーズ・カップ)が行われた。佐賀競馬場では「JBCレディスクラシック(Jpn1)」「JBCスプリント(Jpn1)」「JBCクラシック(Jpn1)」の3つのレースが、門別競馬場では「JBC 2歳優駿(Jpn3)」が開催された。今回のJBC開催は、九州地方としては初であり、佐賀競馬場でのG1級レースの実施もこれが初となった。

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佐賀競馬史に残る1日に

 この歴史的な一日に、佐賀競馬場には九州内外から多くのファンが詰めかけ、大いに盛り上がりを見せた。また、佐賀競馬場では「2024九州産グランプリ」や「ネクストスター佐賀」といった地元馬を対象としたレースも開催され、まさに“ビッグレース5連発”となる佐賀競馬史に残る1日となった。

 第1レースでは、北海道門別競馬場のファンファーレと本馬場入場曲が使用され、北海道静内農業高等学校が生産した馬・マギーズミッションが初出走。4着という結果だったが、北海道から招待された生産元の関係者たちは懸命に走る姿に感激した様子だった。

JBC各レースの結果は以下の通り。

JBCレディスクラシック(Jpn1)
優勝馬:アンモシエラ(JRA所属)
売得金額:11億4445万4900円

JBCスプリント(Jpn1)
優勝馬:タガノビューティー(JRA所属)
売得金額:13億863万2800円

JBCクラシック(Jpn1)
優勝馬:ウィルソンテソーロ(JRA所属)
売得金額:21億1239万9800円

この日は来場者数が1万2368名。佐賀競馬場の1日・1レース売得金額は55億9140万3800円の過去最高を記録し、JBC開催が大きな注目を集めたことを示した。

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