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【岩手競馬】すずらん賞見どころ…ノーブルサターン、ミニアチュールなど有力馬が出走

ヴィーナススプリント・ミニアチュールと佐々木志音騎手 (C)岩手県競馬組合

 第47回すずらん賞(M3)が盛岡競馬場で開催される。3歳以上オープン・ダート1800m、発走は10月27日(日)17:25。

すずらん賞は1978年に創設され、当初は旧盛岡・水沢1800mで行われたが、第11回から1600mに固定。一時は南部杯トライアルだったが、2000年から青藍賞が南部杯トライアルへと移行し、すずらん賞は青藍賞トライアルの位置付けに。だが、今年は開催時期が8月から10月に移り、再び重賞へ格上げ。距離も1800mへ延長された。

【注目馬情報】

・ノーブルサターン(牡10・水沢・板垣吉則)
昨シーズン、重賞4勝で年度代表馬に輝いた。今季も昨年同様、赤松杯から始動し4着にまとめ、シアンモア記念2連覇を狙ったが3着に終わった。その後は休養し、前走は4ヵ月半ぶりの実戦でハナ差2着に惜敗。復活の手応えを得て、得意の冬シーズンに向けて弾みをつけるため、ここで優勝を狙う。

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4連勝中ミニアチュール

・ミニアチュール(牝4・水沢・佐藤祐司)
昨年、牡牝馬クラシック四冠を制して3歳最優秀馬に選出。川崎・ロジータ記念遠征以降、古馬オープンで壁に当たるも、今季2戦目の盛岡ダート1000m戦を完勝し壁を突破。ビューチフルドリーマーカップ制覇を含め4連勝中で、今回も牡馬一線級との対戦に期待がかかる。

・ライアン(牡・水沢・佐藤浩一)
2歳時に平和賞(船橋)を制し、3歳時には羽田盃2着。その後はスランプに陥り、中央障害を経て岩手入り。芝からダートに変わった交流・せきれい賞で久々の勝利を収めた。準重賞・かきつばた賞2着後、2ヵ月ぶりの実戦に挑み、首位奪回を狙う。

・グランコージー(牡7・水沢・千葉幸喜)
今季のスタートから3連勝し、重賞・赤松杯、シアンモア記念を逃げ切り春の主役に。その後は粘りを欠いたが、暑さが原因と思われる。前走・青藍賞4着で復調の兆しを見せた。

・サクラトップキッド(牡3・水沢・伊藤和忍)
同期フジユージーンの陰に隠れていたが、東北優駿で2着、やまびこ賞で完勝し初重賞を獲得。前走で果敢に古馬重賞・青藍賞に挑んで3着と健闘し、今回は勝利を目指す。

・ゴールドギア(牡9・水沢・伊藤和忍)
昨年の最優秀ターフホースだが、ダート戦でもあすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典3着など安定した成績を残している。盛岡ダート1800m戦は2戦2着で、ここでも目が離せない。

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