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【京都大賞典】北村友「長距離を使い出してから安定して走ってくれる」シュヴァリエローズV

中央競馬

6時間前

京都大賞典・シュヴァリエローズ(C)masamasa

 10月6日、京都競馬場で行われたG2・京都大賞典は、8番人気の伏兵シュヴァリエローズが混戦を断った。1番人気のブローザホーンはまさかの最下位。このレースの1着馬には天皇賞・秋(G1・芝2000mへの優先出走権が与えられる。

京都大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 シュヴァリエローズ
北村友一騎手
「最後接戦だったので、アタマ出てよかったなと思います。前々で最後まで頑張ってくれる馬だなと思っていたので、本当はもう少し前めのポジションを取りに行く予定だったんですけど、あまり1歩目が出てくれませんでした。その上でペースも流れていたので、あの位置に収まりました。周りの馬はあんまり気にならなかったですし、この馬自身がリズム良かったので、そこを大事にしました。坂を下っていく時に手応えが良かったので、本当にしぶとい脚を最後までこの馬らしさを出してくれるんじゃないかなと、きょうも思っていました。その通り、本当に伸びてくれましたし、良かったと思います。僕の馬もしぶといですし、幸さんの馬もしぶといですし、2頭でいいレースができたんじゃないかなと思います。僕自身というよりも、馬自身が長距離を使い出してからすごく安定して走ってくれていて、前走もあと1歩っていうところだったので、そのあたりが、あと一歩がもう1歩しっかりと伸びて、頭差っていうのはすごく大きかったなと思います。安定して走ってくれるようになりましたし、いつも一生懸命走ってくれる馬なので、次もこの馬本来の走りを期待して頑張りたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10月6日、京都競馬場で行われた11R・京都大賞典(G2・3歳上オープン・芝2400m)は、北村友一騎乗の8番人気、シュヴァリエローズ(牡6・栗東・清水久詞)が勝利した。アタマ差の2着に4番人気のディープボンド(牡7・栗東・大久保龍志)、3着に11番人気のメイショウブレゲ(牡5・栗東・本田優)が入った。勝ちタイムは2:22.9(良)。

 1番人気で菅原明良騎乗、ブローザホーン(牡5・栗東・吉岡辰弥)は11着、2番人気で川田将雅騎乗、サトノグランツ(牡4・栗東・友道康夫)は5着敗退。

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ブローザホーンは離れた後方で入線

京都大賞典・ブローザホーンと菅原明良騎手 (C)Shinji Honjo

 北村友一騎乗のシュヴァリエローズが大混戦を制した。ゴール前では古豪ディープボンドが抜け出す構えの中で急追。完全に並んだところがゴールだったが、僅かにアタマ差制した。1番人気のG1馬ブローザホーンは前半から行きっぷりが悪く、馬群に追いつけないまま最後方でゴール。まさかの敗戦となった。

シュヴァリエローズ 30戦4勝
(牡6・栗東・清水久詞)
父:ディープインパクト
母:ヴィアンローズ
母父:Sevres Rose
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 シュヴァリエローズ 北村友一
2着 ディープボンド 幸英明
3着 メイショウブレゲ 酒井学
4着 スマートファントム 藤岡佑介
5着 サトノグランツ 川田将雅
6着 ドクタードリトル 松山弘平
7着 プラダリア 池添謙一
8着 バビット 団野大成
9着 ジューンアヲニヨシ 田口貫太
10着 ケイアイサンデラ 藤懸貴志
11着 ブローザホーン 菅原明良

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