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【東京盃】笹川翼「直線でも少し嫌々走っているような…」レース後ジョッキーコメント

東京盃・イグナイターと笹川翼騎手 (C)Hiroki Homma

 10月3日、大井競馬場で行われた交流G2・東京盃(ダ1200m)は、3歳馬のチカッパが鮮やかな差し切りを決めた。道中もロスなく追走して直線では素晴らしい伸びを発揮。鞍上の鮮やかな手綱さばきも光るレース運びだった。

東京盃、レース後ジョッキーコメント
1着 チカッパ
横山典弘騎手
「馬体重が増えてとてもたくましくなり、いい馬になりました。(道中は内々で脚を溜めるのは)考えたとおりです。(道中のペースは)僕の馬も行かせれば行くだけの脚はある馬なんですけど、スピードには対応できていたので(追走は)楽でした。(外目に持ち出すタイミングは)なにも。流れのままです。うまく回って来れたんじゃないですかね。本当に将来性楽しみですね。まだまだ子供っぽいところもいっぱい残しながらこのパフォーマンですから、とても楽しみです。今日もチカッパはいいパフォーマンスを見せてくれましたけど、古馬になったらもっともっと強いチカッパを大井で見せられると思うので、応援よろしくお願いします」

2着 マックス
御神本訓史騎手
「2着が続いていてどこかでタイトルを取らせてあげたいですね。ワンターンの方がいいのです。(JBCでも)どれだけやれるかですね。今日これだけ良い競馬しているので、どこかでタイトルを」

3着 シャマル
川須栄彦騎手
「返し馬に行っても十分戦える手応えを感じました。久々の1200mと58キロがカギでしたが、狙ったレースは出来ました。最後は頑張っていますし、今回は休み明けだったので、次はさらに良い状態で出てリベンジしたいです」

5着 クロジシジョー
戸崎圭太騎手
「前半置かれるようなところがありましたが、道中では先団に取りついてリズムよくは行けました。内で決まっているので、内を走りたい展開になってしまったかなと思います。外外を回った分です」

6着 イグナイター
笹川翼騎手
「ファイトする感じが1度もなかったです。直線でも少し嫌々走っているような感じがしました。休み明け初戦の難しさがあったかもしれません」

【動画】3歳馬チカッパが快勝…東京盃

ルメール「最後はやめてしまった」

東京盃・ヘリオスとC.ルメール騎手 (C)Hiroki Homma

9着 ヘリオス 
C.ルメール騎手
「2番手でマイペースで走ってくれましたが、残念ながら最後加速することが出来ませんでした。最後はちょっとやめてしまった」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10月3日、大井競馬場で行われた11R・東京盃(Jpn2・3歳上・ダ1200m)は、横山典弘騎乗の4番人気、チカッパ(牡3・栗東・中竹和也)が勝利した。1/2馬身差の2着に8番人気のマックス(せん7・大井・福永敏)、3着に3番人気のシャマル(牡6・栗東・松下武士)が入った。勝ちタイムは1:11.3(良)。

 1番人気で笹川翼騎乗、イグナイター(牡6・兵庫・新子雅司)は6着、2番人気で戸崎圭太騎乗、クロジシジョー(牡5・栗東・岡田稲男)は5着敗退。

リアルスティール産駒

東京盃・チカッパと横山典弘騎手 (C)Hiroki Homma

 横山典弘騎乗の4番人気、チカッパが交流重賞を連勝。前走の北海道スプリントカップに次いで、重賞2勝目をマークした。スタートはそこまで速いというわけでもなく後方インからの競馬に。勝負どころでも最内で虎視眈々と進出。直線では徐々に外へ持ち出していき、馬群の隙間を上手く縫って進出。前が開いてからは素晴らしい伸び脚で強豪各馬を一気に差し切った。

チカッパ 12戦5勝
(牡3・栗東・中竹和也)
父:リアルスティール
母:ユニキャラ
母父:Into Mischief
馬主:岡浩二
生産者:サンデーヒルズ

【全着順】
1着 チカッパ 横山典弘
2着 マックス 御神本訓史
3着 シャマル 川須栄彦
4着 エンテレケイア 吉原寛人
5着 クロジシジョー 戸崎圭太
6着 イグナイター 笹川翼
7着 ギャルダル 矢野貴之
8着 ジゼル 森泰斗
9着 ヘリオス C.ルメール
10着 ボイラーハウス 吉井章
11着 スターシューター 本田正重
12着 エートラックス 鮫島克駿
13着 ブラックストーム 石崎駿
14着 ケイアイサクソニー 木澤奨

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