9月1日、佐賀競馬場で行われた交流G3・サマーチャンピオンは、兵庫所属のアラジンバローズが快勝。JRA勢を撃破した。2着に60kgラプタスが粘り込んだ。

サマーチャンピオン、勝利ジョッキーコメント
1着　アラジンバローズ
下原理騎手
「もうあまり欲を持たずに上がりの脚を活かせれたらという気持ちで乗りました。初めての短い距離なので、ちょっと馬も戸惑っていたせいか、あまりハミを取ってくれなかったんですけど、向こう正面から気合い入れたらグンと行ってくれたので、チャンスあるなと思って4コーナー回りました。ちょっと前も早かったとは思うんですけど、それ以上にしぶといラプタスもいたんで、よく交わしてくれました。今回台風で延期となって、アラジンバローズは1回山口県まで行ってたらしいんですけど、それで帰ってきて、また昨日来たということで、関係者の皆さんがしっかりケアして、佐賀に送ってもらったから結果が出たと思います。調教師さんも1400mで合えば走るかもしれないということで、初めての挑戦がグレードレースだったんで、正直嬉しい結果だと思います。（鳥栖大賞を勝った）その気持ちで、馬が一緒に勝ったとこだなと思いながら返し馬で乗って、今日もいい結果が出て嬉しかったです。（明後日が誕生日ですか。いいお誕生日になりましたね。）ありがとうございます。大きい誕生日プレゼントです。まだこれからアラジンバローズ、たくさん活躍してくれると思います。2週間後に僕もまた重賞で来るので、また応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　9月1日、佐賀競馬場で行われた6R・サマーチャンピオン（Jpn3・3歳上オープン・ダ1400m）は、下原理騎乗の8番人気、アラジンバローズ（せん7・兵庫・新子雅司）が勝利した。3/4馬身差の2着に6番人気のラプタス（せん8・栗東・渡辺薫彦）、3着に3番人気のタイガーインディ（牡7・兵庫・保利良平）が入った。勝ちタイムは1:25.9（重）。

　1番人気で倉富隆一郎騎乗、メイショウテンスイ（牡7・栗東・河内洋）は9着、2番人気で石川慎将騎乗、テイエムトッキュウ（牡6・栗東・木原一良）は8着敗退。