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【盛岡・ジュニアグランプリ】キングミニスターが人気に応える…山本「最後は頑張ってくれた」
2024/8/25 21:08
8月25日、盛岡競馬場で行われた11R・ジュニアグランプリ(M1・2歳・ダ1600m)は、山本聡哉騎乗の1番人気、キングミニスター(牡2・北海道・田中淳司)が勝利した。クビ差の2着にキングリーエアー(牡2・北海道・齊藤正弘)、3着に2番人気のサウザンドマイル(牡2・岩手・齋藤雄一)が入った。勝ちタイムは1:40.3(良)。
重賞初勝利
1着 キングミニスター
山本聡哉騎手
「レースの映像を見て気が良さそうな馬だなと感じて、調教師からも出たなりで位置を取ってという話でもありましたので、その形でレースを進めました。序盤は思っていたよりペースが流れたなと感じて、サウザンドマイルなども前の位置に付けていったなと思って見ていました。結果的には良いポジションに付ける事ができました。少し離れた位置にいたのも気にならなくて、後は4コーナーでどのように捌くかなと考えていました。他の馬の出方もよく分からなかったですからね。手応えが良さそうな馬を探して・・・でした。直線はなかなか前との差が詰まらなくて石川倭騎手にうまく乗られたなとも感じたんですが、最後は馬がよく頑張ってくれました」
田中淳司調教師
「長めの距離中心で使っていきたい馬なのですが地元のレースに適距離のものが少なく、それでジュニアグランプリを選びました。レースは遠征先で見ましたが(※田中調教師はイヌワシ賞のため金沢遠征中)、競り合いをしぶとく制してくれましたね。鞍上も上手く乗って瞬発力を引き出してくれたと思います。次戦についてまだ具体的には決めていませんが、やはり長めの距離を選んでいきたいので、例えば南部駒賞とか、遠征のレースも選択肢に入れながら考えることになると思います。 (これで調教師としてジュニアグランプリ3連覇、このレース5勝目)これが芝のレースだったらまた別の選択肢・別の顔ぶれだったでしょうし、ひとつの巡り合わせなのでしょうが、そういう良い結果を残す事ができたのは誇らしく感じます」
キングミニスター 4戦2勝
(牡2・北海道・田中淳司)
父:シニスターミニスター
母:ピエノフィオレ
母父:キングカメハメハ
馬主:定蛇邦宏
生産者:宮内牧場
【全着順】
1着 キングミニスター 山本聡哉
2着 キングリーエアー 石川倭
3着 サウザンドマイル 山本政聡
4着 クリムゾンジュエル 坂口裕一
5着 キエティスム 高松亮
6着 ミヤギヴォイジャー 村上忍
7着 タカマキフォー 佐々木志音
8着 ウロンブランカ 小林凌
9着 エムティラグーン 高橋悠里
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