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【盛岡・OROターフスプリント】マッドシェリーが逃げ切る…神尾「これからもコツコツと頑張る」

地方競馬 岩手競馬

2024/8/18 20:18

OROターフスプリント・マッドシェリーと神尾香澄騎手 (C)岩手県競馬組合

 8月18日、盛岡競馬場で行われた11R・OROターフスプリント(M2・3歳上・ダ1000m)は、神尾香澄騎乗の3番人気、マッドシェリー(牝6・川崎・山田質)が勝利した。1/2馬身差の2着に1番人気のグットフォーチュン(牝5・岩手・櫻田康二)、3着に2番人気のイッツクール(牡8・北海道・田中淳司)が入った。勝ちタイムは0:58.7(良)。

1着 マッドシェリー
神尾香澄騎手
「やはりこの子は逃げ馬ですし、調教師の先生からも逃げてほしいと聞いていましたし、枠も良かったので逃げる作戦でした。ただ、山本政聡さんのグットフォーチュンがわりと楽に並んできてたので、もっと前に出してくるようなら私ももっと主張しようかなと思ったんですけども、そうしたらペースが速くなってしまって。2頭とも下がってしまう可能性もあったから、その辺うまく折り合いを付けて行けたのが良かったんだろうと思います。道中では前に出られたりもしていたんですけども、そういう競馬にも慣れている馬なので、焦らずに、自分のペースを守るように気をつけていました。4コーナーではめちゃくちゃしんどくて、これは手応えも危ないなと思って。私がもっと早く追い出しても良かったんですけども、結果最後にグンと伸びたのが私の馬だったので、その差だったのかなと。ずっとヤバいなと思っていたんですが向こうの脚も伸びてくる感じではなくて。そのまま行ってくれたので勝ったと思いました。デビュー前からお世話になっていて、勝たせてもらってもいて、本当に嬉しいしありがたいです。これからもコツコツとできる限り頑張るので、応援してくれたら嬉しいなって思います。ありがとうございました」

山田師「本当にありがたい馬」

OROターフスプリント 口取り (C)岩手県競馬組合

山田質調教師
「去年来た時に輸送などもうまくクリアできていたので、芝なら芝でも良いしダートでも問題ないので、それでまたこのレースにと考えました。ここに選ばれなかったら仕方ないと思って、使える態勢だけは整えておこうと準備をしていましたね。枠も良かったので鞍上にもスタートを決めて、と話していました。暑い時期ですが勝負根性もしっかり発揮してくれました。もう4年目ですか、とにかく長い間厩舎を支えてくれていて、本当にありがたい馬です」

マッドシェリー 47戦10勝
(牝6・川崎・山田質)
父:ダノンレジェンド
母:ジュトゥヴ
母父:エンパイアメーカー
馬主:大越徹朗
生産者:谷口牧場

【全着順】
1着 マッドシェリー 神尾香澄
2着 グットフォーチュン 山本政聡
3着 イッツクール 山本聡哉
4着 トーセンキャロル 高橋悠里
5着 ジュランビル 西啓太
6着 ラビュリントス 本田正重
7着 エイシントゥラン 古岡勇樹
8着 ケープライト 高松亮
9着 カタナ 阿部英俊
10着 スターオブケリー 山中悠希
11着 グリニッジシチー 小林凌
12着 ダイセンメイト 岩本怜
13着 ケイアイサクソニー 南郷家全
14着 ライオンボス 増田充宏

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