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【香港ヴァーズ】矢作師「本当に偉い牝馬」香港ヴァーズ関係者コメント

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2018/12/9 22:40

9日、香港のシャティン競馬場で行われたG1・香港ヴァーズ、日本馬関係者コメント。

2着 リスグラシュー
矢作芳人調教師
「前走に比べたら細いなとは思いましたけど、海外に来てはリスグラシューの精一杯かなと思いましたし、それより落ち着きがあったので心配ないなとは思っていました。ジョッキーは上手く乗ってくれていますし、我々の力が足りなかったです。1回(前に)出ているだけに残念だけど、最後内にもたれたぶんの負けだっていうふうに言ってました。本当に偉い牝馬でここまで頑張ってくれて馬には感謝しかないですけど、次どこになるか分からないですけども、また海外にも出て行きたいって思いますね。今回で目処がついたので、その時また応援してください。今日は本当に応援ありがとうございました」

10着 クロコスミア
岩田康誠騎手
「残念ですけど、本当に落ち着きも出て、すごく海外にも慣れて移送にも慣れて、前よりか落ち着いてレース出来るようになりました。ドバイに比べてすごい落ち着いてましたし、レースごとに本当に落ち着きが出ているのでその点は段々力がついてきてくれているんだなと思います。内枠でしたし、自分の競馬に徹するだけだったんですけども、タフな馬場で最後脚上がっちゃいます。残念だったんですけど、また日本に帰ってこの馬の走りが見せられたらいいなと思います」

クロコスミア・西浦勝一調教師
「結果は残念ですけど、自分のレースをしてくれましたので、それがこういう結果になってしまいましたけど、自分のレースは十分出来たんじゃないかと思っています。馬の状態はここに来てから落ち着いて良い状態で出走することが出来ましたので期待はしていました。一回帰って検疫終わってからどうするかオーナーと相談して決めていきたいと思います。本当に良い状態で出走することが出来ました。レースも自分のペースで出来
て、結果は悪かったんですけど、応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」

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レース結果、詳細は下記の通り。

9日、香港のシャティン競馬場で行われた4R・香港ヴァーズ(G1・3歳上・芝2400m)で6番人気、Z.パートン騎乗、エグザルタント(せん4・香・A.クルーズ)が快勝した。クビ差の2着に日本馬のリスグラシュー(牝4・栗東・矢作芳人)、3着にエジーラ(牝4・愛・D.ウェルド)が入った。勝ちタイムは2:26.56(良)。

1番人気でP.ブドー騎乗、ヴァルトガイスト(牡4・仏・A.ファーブル)は、5着敗退。日本馬の岩田康誠騎乗のクロコスミア(牝5・栗東・西浦勝一)は10着敗退。

直線一旦先頭に立ったかと思われたが…

リスグラシューが本当に惜しい競馬で2着に敗れた。スタートから先手をクロコスミアが奪い、ゆったりとペースで引っ張り、リスグラシューは後方集団からレースを展開。勝ったエグザルタントは2番手をキープしていた。勝負どころから外目を上っていき、直線へ向くと直線半ばでは外から一旦先頭に立ったかと思われた。ゴール前、エグザルタントとの一騎打ちで僅かに遅れをとり惜しい2着に敗れた。