競馬コラム
【武豊日記】JRA重賞350勝にリーチがかかった状態
2022/12/22 20:05
JRA重賞350勝にリーチがかかった状態が長く続いています。ドウデュースで勝った5月のダービーがJRA重賞349勝目。まあ、今年中には区切れるだろうと軽く考えていましたが、残り3日間ともなると改めてなんとかしたいと考えてしまいます。もちろん、28日のホープフルSで、全G1コンプリートと一緒に決めることができれば最高ですが、なかなかそうはいかないでしょう。チャンスは土曜日の阪神カップで騎乗するルプリュフォール。スーパーG2ですから相手が強いのは当然ですが、いまのこの馬の充実ぶりなら一発があるかもしれません。
アリストテレスは2枠4番に決定
有馬記念はアリストテレスで参戦。稽古はいつも地味ですが、乗った感じ、調子は良さそうです。ここで初めてブリンカーを着用するというのは陣営の勝負手で、いい方に出ますようにという気持ちはボクも一緒です。
フランキー・デットーリ騎手の来年引退宣言。そう言えば、ロンシャンで会ったときに「ユタカはいつまで乗るんだい?」と、彼らしくない質問をぶつけてこられて、最後に「ボクは、来年は乗っていると思う」と思わせぶりなことを言っていたことを思い出しました。彼ほどのジョッキーなら、引退するにしても少なくとも1年間の時間が必要だったんでしょう。それほどのすごいジョッキーです。
「最後はブリーダーズカップ」とも言っていましたが、そこを少しだけ延ばしてもらって、最後をジャパンカップにしてもらえないかと、今度会ったときにお願いしてみるつもりです。ボクとしても、11月のカリフォルニアには是非乗りに行きたいですね。
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