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西内荘/装蹄の感触が良かった馬【9/3土曜版】

カリスマ装蹄師・西内荘コラム

2022/9/2 12:20

(C)競馬のおはなし

●札幌
9R スマートルシーダ
  イスラアネーロ

●小倉
4R ルクスクリスティー
5R カンノーリ
6R サンライズタイタン
9R ヤマニンサルバム
  オラヴェリタス
10R プラチナドリーム

コロナに長引く線状降水帯と災害の話題には事欠かなかった今年の夏、ラストウィークとなった小倉と札幌が終わると、これを合図?にトレセンサークルはガラッと秋になります。

まず朝の調教開始時間が変わるのとスターホースやオープン馬が続々と帰栗し始め、北海道に出張していた馬も帰ってくるので一気に馬の数が増えて長閑な調教風景が一変するので環境の変化に現場の私たちは気持ちの切りかえが意外とかんたんにできます。

ですが、この夏に未練を残さないためにも明日からの北海道出張前に、小倉2歳Sのクリダームを応援するのにいったん小倉に立ち寄って、それから北海道に向かう手もありますよね。そのクリダームは函館に行く前からすると子供から青年になったくらい変わったように感じますし、栗東に帰ってきて昨日で2回目の装蹄ですが、その間さらにしっかりしてきた感じでした。今年の異常な暑さを北海道で過ごしたのは大きかったのではと推測でき、期待したいと思います。

【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。

脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。

蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。

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