競馬コラム
西内荘/装蹄の感触が良かった馬【8/13土曜版】
2022/8/12 06:00
今週から3週間振りの小倉競馬後半戦が始まります。それにしてもこの暑さにコロナは生ライブが楽しい競馬ファンにとっては要らんことですよね。先週はおとなしく栗東で装蹄に専念していたので、仏ドーヴィル競馬場で行われたモーリスドゲスト賞をテレビ観戦。
以前は森厩舎の馬を全て担当していたので、25年前のニューマーケット、当時は装蹄道具を四年間くらいかな?置きっぱなしにしてたことがあり、滞在馬の装蹄をするのに日本から通っていた時期がありました。モーリスドゲスト賞を勝ったシーキングザパールもその中の一頭で、当時はいろんなことを手探りしながらチャレンジしてたようだった気がしましす。その頃は行けば当たりみたいに勝ってたのが不思議なくらいだったけど、ジュライカップをアグネスワールドで勝ったときもそんなに凄い事だって知ったのは後に、ですからね。
それでも久しく行って無いドーヴィル競馬場を画面越しに見て、あれから24年も経ったんのにタイキシャトル以来ドーヴィルでG1を勝った馬がいないんですから、是非バスラットレオンに勝ってほしいものです。今も昔も海外でいちばん好きな競馬場ですし、チャンスがあれば行きたい町です。小倉記念はマリアエレーナすこぶる順調で装蹄の感触も抜群、ここはチャンスだと思います。
●札幌
2R ルクスディオン
6R チカレンヌ
8R マンインザミラー
●小倉
1R ハイオソラール
3R サンライズタイタン
6R スマートグランデ
9R アルルカン
11R ダノングリスター
【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。
脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。
蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。
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