世界は猛暑に天候不良。私たち日本列島も例外ではありません。そんな折、関西圏の競馬が2週間のお休み。暑熱対策と聞けば納得すると同時に、以前はなかっただけに「ハァ？」という感じ。JRAの各競馬場には扇風機、エアコン、ミストの涼風器具が備えてあり、急な暑熱対策には多少の違和感も覚えます。それに2週間の休催といっても実際に休んでいる人は誰がいるのでしょう？単に小倉でレースが行われていないだけでトレセンの仕事に変わりなく、装蹄師も普段と変わらない日常です。

　関西圏はトレセン以外に施設の整った大きな牧場があって、夏は猛暑を避けてそういった牧場へ放牧に出るケースが主流になっています。JRAの施設内にいても夏バテはしないと思いますが、放牧はそんな単純な理由だけではない。暑い夏はまだまだ続きます。