梅雨入りが近づいてくると気になるのが天気予報です。当該週の出走馬の装蹄はあらかじめ天気予想を頭に入れてから蹄鉄の種類を決めることが多く、梅雨の季節はなおさらです。現在は天気に関係なくトゥシューズやアウターリム蹄鉄を履かせる厩舎が増えています。例えば国内のスパイク上限2ミリまでのトゥシューズを履かせた場合、わずか2ミリのスパイクでも鼻差で勝つか、負けるかを競うのが競馬だから影響を及ぼすことはあるでしょう。使用するか、否かは厩舎によって違いますが、雨で馬場が緩くなると効果的。しかし、逆に芝のパンパン馬場では逆効果になることもあるので、馬場状態を読み切っておくことが重要なのです。