競馬コラム
【装蹄師・西内荘コラム】世界でもトップクラスの忙しさ? JRA開業装蹄師の仕事と昇級試験への思い
2026/10/31 07:30
全国の?いや世界中の装蹄師と比べてみても、JRAの開業装蹄師はトップクラスの(移動を兼ねた)忙しさだと思うのだけど、忙しいのはいいことだと、JRA開業装蹄師のプライドを持ってプラス思考で頑張っています。
どこが忙しいのか?
まず、この仕事にシーズンオフはもちろんないですが、開催日程に合わせた装蹄のローテーションを決めているので、予定通りに進めなければいけないですし、追い日後は当週出走馬の装蹄のため、必ずトレセンにいなければならないです。
その合間にトレセン直結の近隣牧場にも出向き、競馬の予定に合わせて装蹄。私の場合は定期的に北海道や他府県にも出向いていますし、時には海外競馬もあります。
それに追い打ちをかけるように3日間競馬が入ったりすると、ローテーションは組み直すしかなくて気が休まりません。
そんな中、近年、装蹄師の昇級試験が正月に行われていたらしく、仲間たちは毎年困っていたようです。
JRAの規約で、ここで開業するための条件に指導級は必須のアグリーメントです。通常は学校を卒業して2級、その5年後に1級、さらに10年後に指導級試験を受けられます。
そのため、頑張って開業したい若手装蹄師にとって、試験は必ず受けたいはず。
ところが、その試験が正月にあるらしく、JRAには盆も正月もないですし、正月競馬は忙しく、私たちには競馬開催に絶対欠かせない装鞍、パドック、スタート地点の落鉄当番も順番に回ってきます。
これはJRAで仕事をしている以上、義務でもありますから欠かせませんからね。そこは同じ農林水産省管轄の日本装蹄師会にも、試験日の調整をお願いしたいところです。
日曜日、京都のまほろばSに出走するスマートワイスは、レースにムラがあるように装蹄していても同じくですが、今回は可もなく不可もなしな感触だったけど、雰囲気はありました。
天皇賞・秋の後はスマートスピアに好感触
東京では天皇賞・秋の後、12R清里特別にスマートスピアが出走します。スマートスピアは状態が蹄に表れる馬ですが、やっと蹄壁も良くなり、感触も良かったです。
そして最後に。3日祝日のJBCのアウトレンジに期待。過去最高に調子良く感じました。
●10月31日(土)
東京
9R スマートポーション
京都
9R ホウオウタイタン
10R アークドール
12R スマートティアナ
ラブリーティアラ
●11月1日(日)
東京
12R スマートスピア
京都
1R ルージュミスティカ
4R テイエムリステット
8R ゴールドアクセス
パーヴォ
11R スマートワイス
12R ファムマルキーズ
以上が装蹄から感じた好感触馬です。
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