秋華賞のカンタービレは３着。返し馬の感触で、タメればいい脚を使ってくれそうと感じてそう乗りましたが、期待通りの末脚のキレでした。自分の馬が物凄く伸びているのに、その外からバキューンと伸びて行ったのがアーモンドアイ。強いのは知っていましたが、改めて最敬礼するしかありません。あれは化け物です。

凱旋門賞の騎手目線の映像が、フランスギャロの公式ページで公開されて話題になっています。ボクは今朝初めて見ましたが、オリビエ・ペリエ騎手のヘルメットについていたカメラで、道中はその前を走っていたクリンチャーとエネイブルの動きを見ることができます。「こんなに(馬と馬の間隔が)狭いの？」と驚かれましたが、凱旋門賞はいつもこんな感じです。日本の競馬にも、事後公開の形でいいので取り入れてもらいたいと思いました。ジョッキーの苦労がわかってもらえるはずです。

さて、今週は菊花賞です。空前の混戦メンバーで、ボクが騎乗するユーキャンスマイルも決してノーチャンスではないと思います。そういえば、この菊花賞からドローンからの撮影があるそうで、とりあえずは馬場入場の場面で使われると聞いています。安全が保証されるのであれば、これからの競馬の見せ方がまた違うものとして進化していくのではないでしょうか。楽しみです。

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