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【富士S】福永「地力はみせてくれた」レース後ジョッキーコメント
2018/10/21 07:30
20日、東京競馬場でおこなわれた、富士ステークスジョッキーコメント。
1着 ロジクライ
C.ルメール騎手
「逃げた馬の後ろでちょうどいいポジションでした。この馬の前走を観察しました。良いペースを維持することが出来るので、良いポジションを取って、そこからだんだんペースアップしたかった。馬の反応はとても良かったです。能力あるので、G1でもチャンスありそうです。京都競馬場でちょうどいいと思います。(時計の)速いコースですからチャンスあります」
2着 ワントゥワン
J.モレイラ騎手
「直線に向いて早く動いていったんですが、前が止まらず勝った馬が強かったです」
3着 レッドアヴァンセ
北村友一騎手
「返し馬の雰囲気はヴィクトリアマイルの時の方がよかったです。休み明けで気持ちもメリハリがないなという感じがしました。理想はロジクライの位置がよかったです。外枠でマルターズが隣にいてポジションを取りに行けなかった。外外で休み明けの分、鋭さがなかったかなと思います。休み明けでも力は見せてくれて、ポジションは勝った馬の位置が理想でした」
4着 エアスピネル
福永祐一騎手
「ポケットに入り追い出しを待たされる形となりましたが、スペースを見つけて加速していけました。良化途上ですが、地力はみせてくれたと思います」
5着 ペルシアンナイト
M.デムーロ騎手
「59キロでもよく頑張ってくれました。直線で狭くなって危なかったです」」
6着 ハクサンルドルフ
戸崎圭太騎手
「ポジションを取りに行ったがついて行けず忙しかった。ラストは来ているだけにもったいなかった。今はもう少し距離があってもいいのかもしれません」
7着同着 ジャンダルム
武豊騎手
「ダービー以来、久々のマイル戦で古馬相手では厳しかった。素質はあるし突き抜けるかと思ったけど、次に期待です」
レース結果、詳細は下記のとおり。
20日、東京競馬場で行われた11R・富士ステークス(G3・3歳上オープン・芝1600m)で2番人気、C.ルメール騎乗、ロジクライ(牡5・栗東・須貝尚介厩舎)が快勝した。2馬身差の2着にワントゥワン(牝5・栗東・藤岡健一厩舎・担当装蹄師/西内荘)、3着にレッドアヴァンセ(牝5・栗東・音無秀孝厩舎・担当装蹄師/西内荘)が入った。勝ちタイムは1:31.7(良)。
1番人気で福永祐一騎乗、エアスピネル(牡5・栗東・笹田和秀厩舎)は、4着敗退。
鋭く追い込んだワントゥワンとモレイラ騎手
ロジクライが府中の長い直線を危なげなく2番手から押し切り、シンザン記念以来の重賞制覇を成し遂げた。道中はスムーズに先行してキレの鋭い後続が来る前に突き放し、嬉しい重賞制覇を飾った。そしてルメールの勢いが全く止まることを知らない。先週はディアドラで府中牝馬ステークス、秋華賞ではアーモンドアイで牝馬3冠を達成。今月だけで重賞4勝目と今のルメールに逆らうのは不可能だ。
ロジクライ 13戦5勝
(牡5・栗東・須貝尚介厩舎)
父:ハーツクライ
母:ドリームモーメント
母父:Machiavellian
馬主:久米田正明
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ロジクライ
2着 ワントゥワン
3着 レッドアヴァンセ
4着 エアスピネル
5着 ペルシアンナイト
6着 ハクサンルドルフ
7着 ヒーズインラブ
8着 ジャンダルム
9着 クルーガー
10着 ウインブライト
11着 ハッピーグリン
12着 ガリバルディ
13着 ゴールドサーベラス
14着 マルターズアポジー
15着 ヤングマンパワー
16着 デンコウアンジュ
17着 ストーミーシー
18着 ウインガニオン
※主催者発表のものと照らし合わせください