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【富士S】レッドアヴァンセが見せ場十分の3着!強豪牡馬と互角に渡り合う

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2018/10/20 17:01

ヴィクトリアマイルの走りは本物だった。外枠で終始外を回される展開にも直線半ばでは一旦先頭を伺う勢いで進出。休み明けの分なのかラストが一息という感じはしたが、エアスピネル、ペルシアンナイトなど、上がり33.7の末脚を繰り出して並み居る強豪に先着。次走への手応えはしっかりと掴んだ。

北村友「理想はロジクライの位置」

3着 レッドアヴァンセ
北村友一騎手
「返し馬の雰囲気はヴィクトリアマイルの時の方がよかったです。休み明けで気持ちもメリハリがないなという感じがしました。理想はロジクライの位置がよかったです。外枠でマルターズが隣にいてポジションを取りに行けなかった。外外で休み明けの分、鋭さがなかったかなと思います。休み明けでも力は見せてくれて、ポジションは勝った馬の位置が理想でした」

レース結果、詳細は下記のとおり。

20日、東京競馬場で行われた11R・富士ステークス(G3・3歳上オープン・芝1600m)で2番人気、C.ルメール騎乗、ロジクライ(牡5・栗東・須貝尚介厩舎)が快勝した。2馬身差の2着にワントゥワン(牝5・栗東・藤岡健一厩舎・担当装蹄師/西内荘)、3着にレッドアヴァンセ(牝5・栗東・音無秀孝厩舎・担当装蹄師/西内荘)が入った。勝ちタイムは1:31.7(良)。

1番人気で福永祐一騎乗、エアスピネル(牡5・栗東・笹田和秀厩舎)は、4着敗退。

ロジクライが府中の長い直線を危なげなく2番手から押し切り、シンザン記念以来の重賞制覇を成し遂げた。道中はスムーズに先行してキレの鋭い後続が来る前に突き放し、嬉しい重賞制覇を飾った。そしてルメールの勢いが全く止まることを知らない。先週はディアドラで府中牝馬ステークス、秋華賞ではアーモンドアイで牝馬3冠を達成。今月だけで重賞4勝目と今のルメールに逆らうのは不可能だ。

ロジクライ 13戦5勝
(牡5・栗東・須貝尚介厩舎)
父:ハーツクライ
母:ドリームモーメント
母父:Machiavellian
馬主:久米田正明
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ロジクライ
2着 ワントゥワン
3着 レッドアヴァンセ
4着 エアスピネル
5着 ペルシアンナイト
6着 ハクサンルドルフ
7着 ヒーズインラブ
8着 ジャンダルム
9着 クルーガー
10着 ウインブライト
11着 ハッピーグリン
12着 ガリバルディ
13着 ゴールドサーベラス
14着 マルターズアポジー
15着 ヤングマンパワー
16着 デンコウアンジュ
17着 ストーミーシー
18着 ウインガニオン

※主催者発表のものと照らし合わせください