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【府中牝馬S】幸「使って良くなる」ジュールポレール見せ場十分の4着

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2018/10/14 08:00

春のヴィクトリアマイルを制したジュールポレールが並み居る強豪の中、大接戦の末惜しい4着に敗れた。直線早めに前を捉えに行く積極的な競馬で押し切りを図ったがゴール前、人気各馬に差されてキレに屈した形となった。同馬も33.2の末脚を繰り出しており能力は出し切った。鞍上の幸騎手は「休み明けより次が良くなる馬」と語り、次走への手応えを確かに感じ取っている様子だった。

4着 ジュールポレール
幸「仕上がりは良かったのですが、休み明けより次の方が良くなる馬なので、使って良くなると思います」

レース結果、詳細は下記の通り。

13日、東京競馬場で行われた11R・府中牝馬S(G2・3歳上オープン・牝・芝1800m)で1番人気、C.ルメール騎乗、ディアドラ(牝4・栗東・橋田満厩舎)が快勝した。クビ差の2着に2番人気のリスグラシュー(牝4・栗東・矢作芳人厩舎)、3着にフロンテアクイーン(牝5・美浦・国枝栄厩舎)が入った。勝ちタイムは1:44.7(良)。

32秒3の末脚で差し切ったディアドラ

ディアドラが強過ぎた。カワキタエンカが前半58.1のハイペースで飛ばし、後続との差を大きく保って直線へ向くも、ディアドラはまだほぼ最後方。本当に届くのかという位置から直線坂を上がって、一完歩づつ詰め寄るとゴール前抜け出したリスグラシューをあっという間にかわしてゴールした。ルメール騎手はこのレースでJRA通算900勝となり嬉しいメモリアルVとなった。

府中牝馬ステークスプレゼンターを務めたタレントの見栄晴さん

ディアドラ 19戦7勝
(牝4・栗東・橋田満厩舎)
父:ハービンジャー
母:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
馬主:森田藤治
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ディアドラ
2着 リスグラシュー
3着 フロンテアクイーン
4着 ジュールポレール
5着 クロコスミア
6着 カワキタエンカ
7着 アドマイヤリード
8着 メイズオブオナー
9着 ミスパンテール
10着 ソウルスターリング
11着 キョウワゼノビア

※主催者発表のものと照らし合わせください